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子どもの誕生日パーティーのゲーム:みんなが最後まで遊べて、だれも脱落しない

ろうそくが3本ともった2段の誕生日ケーキと、その両側で紙のパーティー帽子をかぶって両手を上げてよろこぶ2人の子ども。いちばん外側には風船が1つずつ。

「もうアウト?まだ始まったばっかりなのに!」

昔ながらのパーティーゲームの多くは、一人ずつ脱落していくしくみです。音楽が止まり、いすに座れなかった子はわきに座って見ているだけになります。誕生日パーティーでは、子どもたちは興奮していて、お客さんどうしもまだよく知らないことがほとんど。最初に抜けるのはいちばん小さい子や恥ずかしがりの子であることが多く、ゲームは一人の勝者といくつものしょんぼりした顔で終わってしまいます。

解決法はかんたんです。みんなが最初から最後まで遊べて、グループで一つの目標を目指すゲームを選ぶこと。この記事では、遊びの時間の組み立て方、だれも脱落しない体を動かすゲームと落ち着いたゲーム、そしてだれもがっかりして帰らないごほうびの分け方を紹介します。

「だれも脱落しない」ほうがうまくいく理由

  • どの子もずっとやることがある。 脱落した子はすることがなくなります。パーティーでたいくつした子は、その場をはなれたり、けんかしたり、泣いたりしがちです。
  • 年齢がちがっても遊びやすい。 いちばん小さい子が最初に抜けるのでなければ、4歳の子と8歳の子が同じゲームで遊べます。
  • ゲームに集中できる。 脱落の心配がなければ、子どもは聞くこと、見ること、動くことに力をそそげます。
  • 主役の子が気楽になる。 パーティーは主役の子にとって、とてもどきどきするものです。負ける人がいないゲームは、そのプレッシャーを少しやわらげます。

勝ち負けとつきあう力は、家で落ち着いているときに育てるのがおすすめです。お客さんが多く、気持ちが高ぶるパーティーは、練習の場としてはむずかしいからです。

遊びの時間の組み立て方

  • 1つのゲームは短く。 5〜10分で十分です。子どもたちがまだ楽しんでいるうちに終わりにしましょう。
  • ゲームは3つか4つで十分。 自由に遊ぶ時間、食べる時間、ケーキの時間も残しておきます。
  • 動と静をこうごに。 体を動かすゲームのあとは座ってできるゲーム。そうすれば、興奮が上がりつづけません。
  • 進行役の大人を一人決める。 やって見せて説明します。「まず見ててね。次はみんなの番だよ。」字が読めない子や長いルールを覚えられない子も、まねをして覚えられます。
  • 静かなコーナーを用意する。 さわがしさから少しはなれたい子もいます。見ているだけでもかまいません。あとから加わった子も、ちゃんとゲームの仲間です。
  • 役割をわたす。 小さい子や恥ずかしがりの子には、音楽のボタンを押す係、かごを持つ係、みんなのために大きな声で数える係をお願いできます。

だれも抜けない、体を動かすゲーム

  • 音楽でストップ、ひと工夫つき。 音楽が流れているあいだはおどり、止まったら像のようにぴたっと止まります。ぐらっとしてしまった子は抜けずに、おもしろいポーズをしてそのまま続けます。
  • 小さくなる島。 クッションや新聞紙を何まいか床に置きます。音楽が止まったら、みんなでその上に乗ります。1回ごとに1つずつへらします。グループ全員が乗れたら成功なので、子どもたちは手をつないでぎゅっとくっつきます。だれかがおしつぶされる前に終わりにしましょう。
  • 風船を落とさないで。 風船2〜3こ、グループ全員、ルールは一つ。床につけないこと。さわった回数をみんなで数えて、グループの記録をぬりかえましょう。
  • シーツの波。 みんなで古いシーツのはしを持ち、波を作って、風船やふわふわのボールを落とさないようにはずませます。

風船はわれることがあり、われたかけらは小さい子がのどにつまらせるおそれがあります。われた風船は大人がすぐに拾いましょう。

ひと息つける、落ち着いたゲーム

  • どこが変わった? 一人の子がみんなの前に立ちます。みんなでよく見たら、その子は部屋の外に出て、一か所だけ変えます。くつしたを片方ぬぐ、そでをまくる、パーティー帽子を後ろ向きにかぶる、など。グループみんなで当てます。
  • ささやき伝言ゲーム。 輪になって座ります。最初の子がとなりの子に短い文をささやき、それを順番に一周伝えます。最後の子が声に出して言います。結果がおかしいほど楽しく、まちがいはありません。
  • どのコップの下? 3つのコップの1つに小さなおもちゃをかくし、ゆっくり動かします。グループみんなでどこにあるか答えます。コップを動かす役は交代で。
  • みんなで1まいの絵。 長い紙を広げて、一人ずつ順番にパーティーの絵に1つずつかき足していきます。

一つの目標、みんなのごほうび

勝った子へのごほうびのかわりに、グループに一つの目標と、全員へのごほうびを用意します。

  • びんをいっぱいに。 グループで1つゲームを終えるたびに、ポンポンや紙の星をひとつかみびんに入れます。いっぱいになったら、みんなにごほうび。
  • 宝は一つ、見つけるのはみんな。 絵のヒントをたどると、一人ひとりへの小さなプレゼントが入った一つの箱にたどりつきます。
  • みんな同じものを。 まったく同じ小さなおみやげなら、「あの子のほうがいい!」が起きにくくなります。
  • 食べ物以外のごほうび。 シール、スタンプ、クレヨン1本、紙のかんむりなどは用意がかんたんで、お客さん一人ひとりが何を食べられるかを確かめる必要もありません。

グループがやりとげたことを声に出して伝えましょう。「みんなで風船を23回もつなげたね!」子どもは、何をもらったかよりも、遊んだときの気持ちをずっと長く覚えています。

だいたいの年齢 ためしてみること
3〜4歳 おもしろいポーズつきの音楽でストップ。大人といっしょに風船を落とさないで。みんなで1まいの絵
5〜6歳 小さくなる島。どのコップの下? 変えるのが1か所の「どこが変わった?」
7〜8歳 シーツの波。ささやき伝言ゲーム。変えるのが2〜3か所の「どこが変わった?」。絵のヒントで宝さがし
9歳以上 小さい子のためのゲームの進行を手伝う。新しいルールを考える。なぞなぞを使った長めの宝さがし

年齢はあくまで目安で、子どもによってちがいます。

Dologiの「しゅうちゅう」には「まちがいさがし」のパズルがあり、2まいの絵をくらべて、変わったところをタップします。パーティーの「どこが変わった?」と同じ、よく見る力を、ふだんの日に数分で使います。

まとめ

  • どの子も最初から最後まで遊べて、だれもわきで待たなくていいゲームを選びましょう。
  • ゲームは短く、動と静をこうごに。進行役の大人がやって見せてルールを伝えます。
  • 小さい子や恥ずかしがりの子には役割と、休める静かなコーナーを。
  • 勝った子への賞品のかわりに、グループの目標と、全員に同じ小さなごほうびを。

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