「7?」「もっと小さい」「3?」「もっと大きい!」「じゃあ、4か5か6だ…」
数当てゲームには何もいりません。1人が数を思いうかべ、もう1人が当てます。ヒントは「もっと大きい」と「もっと小さい」だけ。車の中でも、行列でも、ねる前でも遊べます。数のならび、数のくらべ方、「〜と〜のあいだ」という考え方の練習になり、やがて子どもは、中にかくれた本物の作戦を見つけます。
遊び方
- 1人が、決めておいたはんいの中で数を思いうかべます。たとえば1から10。
- もう1人が数を言います。
- 1人目は「もっと大きい」「もっと小さい」「あたり!」のどれかで答えます。
- 何回で当たったか数えます。終わったら役を交代します。
小さい子と遊ぶときは、始める前にひみつの数を紙に書いて、うらがえしておきましょう。とちゅうで数を変えることができず、最後に紙を見れば、答えが正直だったこともわかります。
紙の数直線
数を1列に書きます。1、2、3…10。「もっと大きい」「もっと小さい」を聞くたびに、答えではありえない数に線を引いて消します。
| 言った数 | 答え | のこった数 |
|---|---|---|
| 7 | もっと小さい | 1から6 |
| 3 | もっと大きい | 4、5、6 |
| 5 | もっと大きい | 6 |
消した数が見えると、小さい子にも「もっと大きい」の意味がわかります。「ちょっと大きい」ではなく、「その数より上ならどれでも」ということです。次に考えることもはっきりします。まだありえる数はどれかな?
かしこい作戦:まん中を言う
はじめは、ほとんどの子がでたらめに言うか、1、2、3、4…と1つずつ上げていきます。何回か遊んだら聞いてみましょう。「どの数を言うと、いちばんたくさんの数を消せるかな?」
1から10のあいだなら、5を言えば、答えがどちらでもだいたい半分を消せます。1を言うと、「もっと大きい」のとき1つしか消せません。いつものこりのまん中を言うようにすれば、必要な回数は多くても次のとおりです。
| はんい | 多くても必要な回数 |
|---|---|
| 1から10 | 4回 |
| 1から20 | 5回 |
| 1から100 | 7回 |
8歳ごろからの子は、100個の数でも7回あればかならず当たると知って、よくおどろきます。ためしてみましょう。子どもに1から100の数を選んでもらい、おとなは毎回どうやってまん中を選んでいるか声に出して言います。考え方を追いかけられるように。そのあと子どもの番です。
まん中を見つけること自体が、よい算数の練習です。「50と100のちょうどまん中は?」「51と60のあいだなら?」
年齢に合わせたアレンジ
- 指で小さい数。 4〜5歳の子とは1から5で遊び、言いたい数を指で見せてもらいます。
- はんいを広げる。 1から20、次に1から100、ちょうせんが好きな大きい子には1から1000(10回で足ります)。
- 本のページ。 本をひみつのページで開き、子どもがページ番号を当てます。
- ものさしの目もり。 ものさしやメジャーのひみつの目もりを選びます。ついでに長さを読む練習にも。
- 回数を数える。 それぞれ自分の回数を記録します。3回戦して、合計がいちばん少ない人の勝ち。
| だいたいの年齢 | ためしてみること |
|---|---|
| 4〜5歳 | 1から5、または1から10。ひみつの数は紙に。数を消していく数直線 |
| 6〜7歳 | 1から20。当たるまでの回数を数える。数を考える役を交代する |
| 8〜9歳 | 1から100。「まん中を言う」を見つける。まん中の数を計算する |
| 10歳から | 1から1000。まん中がうまくいくわけを説明する。何回必要か先に予想する |
年齢はあくまで目安で、子どもによってちがいます。
Dologiの「さんすう」には「じゅんばんに ならべよう」というパズルがあり、ものを小さい順にならべます。それぞれが順番のどこに入るかがわかる力は、数当てゲームがたよりにしている力と同じです。
まとめ
- 1人が数を思いうかべ、もう1人が当てる。ヒントは「もっと大きい」「もっと小さい」だけ。
- 紙の数直線で数を消していくと、小さい子にもヒントが目に見えます。
- まん中を言えば毎回半分を消せます。1から100なら、7回でかならず当たります。
- はんいや遊ぶ場面を変えてみましょう。指、本のページ、ものさし。
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