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年の離れたきょうだいで遊べるゲーム:ふたりとも楽しめる遊び方のくふう

小さなテーブルをはさんで、背の高さがちがう2人の子どもが立っている。テーブルの上にはサイコロと、青と赤の2つのコマ。青い服の背の高い子はテーブルの方を指さし、赤い服の小さな子は両手を上げてよろこんでいる。

「でも、あの子ルールも知らないじゃん!」

きょうだいが3〜4歳はなれていると、いっしょに遊ぶのはかんたんではありません。9歳の子が夢中になるゲームは5歳の子にはむずかしすぎることが多く、5歳の子に合わせたかんたんなゲームでは、上の子が数分であきてしまいます。けんかになるか、おとなが午後じゅう審判をすることになりがちです。

でも、いっしょに遊べないわけではありません。遊び方を少し変えるだけで、ふたりとも本当に勝つチャンスがあり、本当にやることがある遊びになることがよくあります。この記事では、ハンデ、ちがう役わり、同じチームで遊ぶこと、年齢の差が出にくい遊び、の4つの方法をしょうかいします。

年の差があると遊びにくい理由

上の子はふつう、ルールをたくさん覚えられ、数えるのも速く、1〜2手先まで考えられます。下の子はまだ、順番を待つこと、マスを1つずつ数えること、泣かずに負けることを練習しているところかもしれません。どちらが上手というわけではなく、ちがう段階にいるだけです。

そのため、よくある落とし穴が2つあります。

  • 運だけのゲーム(サイコロをふってコマを進める)は公平ですが、上の子があきてしまいます。
  • うでまえが必要なゲームは上の子にはおもしろくても、下の子は毎回負けてやめてしまいます。

目ざすのは、始まる前から結果が決まっていないゲームで、それぞれに自分に合ったやることがあることです。

下の子へのハンデ

ハンデは、勝負をつり合わせるための小さな有利です。いくつかアイデアをあげます。

  • すごろくのような競争: 下の子は何マスか先からスタートするか、毎回1マス多く進めます。
  • カードの記憶ゲーム: 下の子は1回の番で2回めくれる、または自分の側のカードを少なくします。
  • 投げる遊び(輪投げ、ペットボトルボウリング、紙のボールをかごに入れる):下の子は的の近くから投げます。
  • クイズ遊び: それぞれの力に合った問題を出します。下の子は色の名前を言ったりものを数えたり、上の子は2つの数をたしたり、ことばのつづりを答えたりします。

ハンデは始める前に決めて、終わりまで変えないようにします。上の子もいっしょに決めると、さらにうまくいきます。そうすれば親のひいきではなく「ふたりのルール」になります。どちらかがずっと勝つなら、次の回で調整しましょう。

同じゲームでちがう役わり

いちばん公平なのは、ふたりがまったくちがうことをするゲームのこともあります。

  • お店やさんごっこ: 上の子は店員さんでおつりを計算し、下の子はお客さんで品物を選んでお金を数えます。
  • 宝さがし: 上の子が小さなものをかくして、絵のヒントをかきます。下の子はヒントをたよりにさがします。
  • コップあて: 上の子が3つのコップのどれかに小さなおもちゃをかくして、ゆっくり入れかえます。下の子は正しいコップから目をはなしません。
  • 見本どおりに組み立てる: 上の子が設計図を読み、下の子は色と形で合うパーツをさがします。

ときどき役わりを交代して、いつも上の子がリーダーにならないようにします。下の子も「よーい、スタート!」と言う係、答えをたしかめる係、紙に点をかいて点数をつける係ができます。

同じチームで遊ぶ

協力ゲームでは、ふたりはおたがいに対戦するのではなく、ゲームそのものを相手にして、いっしょに勝ったり負けたりします。きょうだいの間の気まずさがへり、上の子には勝つ理由ではなく、手伝う理由ができます。

  • 時間との勝負: 砂時計の砂が落ちきる前に、いっしょに積み木のタワーを作ったり、おもちゃを片づけたりします。
  • ふたりの目標: 輪投げで、ふたりの点を合わせて20点を目ざします。
  • 落とさないで: いっしょに風船を落とさないようにして、さわった回数を数えます。次の日は自分たちの記録をこえられるか、ためします。
  • ふたりでパズル: 上の子がふちを作り、下の子は真ん中のピースを色ごとに分けます。

うまくいくかどうかはふたりしだいなので、下の子の役わりもちゃんと意味があります。

年齢の差が出にくい遊び

ルールを変えなくても、下の子に公平なチャンスがある遊びもあります。

  • かんたんなサイコロ競争は、ほとんど運で決まります。
  • 色さがしや見つける遊びでは、小さな子がすばやく、張りきってさがすことがよくあります。
  • ジェスチャー遊び(動きで動物をあてるなど)は、知っていることより想像力がものをいいます。
  • かくれんぼなどの体を動かす遊びも、家の中に合わせて、おとながそばにいればできます。

遊ぶ時間を短めにして、ふたりがまだ楽しんでいるうちにやめるのも大切です。そして上の子にも、ひとりで、またはおとなと、自分のレベルに合った遊びをする時間が必要です。いつもかんたんなバージョンばかりにならないようにしましょう。

だいたいの年齢(下の子と上の子) ためしてみること
3〜4歳と6〜8歳 ハンデつきのサイコロ競争。上の子がかくし、下の子がさがす。時間内にいっしょにタワーを作る
5〜6歳と8〜10歳 下の子は2回めくれるカードの記憶ゲーム。お店やさんごっこ。2つのきょりから輪投げ
7〜8歳と10〜12歳 小さなハンデつきのボードゲーム。上の子がかいた絵のヒント。ふたりの記録をこえる

年齢はあくまで目安で、子どもによってちがいます。

Dologiでは、1台の端末に子どもそれぞれのプレイヤーを登録でき、パズルはプレイヤーの年齢に合ったレベルから始まって、遊ぶうちに調整されていきます。きょうだいで順番に、それぞれ自分のレベルで遊べます。たとえば「しゅうちゅう」の「コップを おいかけよう」では、コップが入れかわり、ものをかくしているコップから目をはなさずに追いかけます。上の子が家で本物のコップを使って、下の子のために遊んであげられるのと同じゲームです。

まとめ

  • 年の離れたきょうだいでも、それぞれに本当のチャンスと本当の役わりがあれば、いっしょに遊べます。
  • 的の近くから投げる、2回めくれるなど、始める前に決めたハンデで勝負がつり合います。
  • ちがう役わりや、時間と勝負するチーム遊びで、ライバルがなかまになります。
  • 短めに遊び、役わりを交代し、上の子が自分のレベルで遊ぶ時間もつくりましょう。

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