ビーズ通しは、小さな指をいそがしくしてくれます。そこに色のきまりを1つ加えると、考える遊びにもなります。赤、赤、青、赤、赤、青。次は何でしょう。
ひもの上のパターンは、子どもが手に持てるパターンです。さわれて、数えられて、ほどいて直せます。算数ぜんたいに通じる考え方との、やさしいはじめての出会いになります。
用意するもの
- 2〜3色のビーズ。 それぞれ10こ以上。切ったストロー、ペンで色をつけたつつ形のマカロニ、あなの大きいボタンでもかまいません。
- 通すもの。 くつひもは先がかたくて通しやすいです。モールは小さな手にいちばんかんたんです。毛糸は、先にテープをまきます。
- むすび目かテープ。 反対のはしをとめます。色ごとに小さな入れものも用意します。
ビーズは小さなものです。小さい子には大きなビーズをえらび、そばで見守り、ものを口に入れなくなった子と遊びましょう。
パターンを声に出して読む
子どもが通しはじめる前に、おうちの方のパターンをいっしょに、歌のように読みます。「赤、赤、青、赤、赤、青」。
それからたずねます。「どこから、また始まっているかな?」くりかえしているひとかたまりが、パターンの中心です。くりかえしとくりかえしの間に指を入れてもらい、ひとかたまりが何でできているかを言ってもらいます。「赤が2つと、青が1つ」。このかたまりを言える子は、どんなパターンも続けられます。
5つのレベル
| レベル | くりかえすかたまり | 例 |
|---|---|---|
| 1 | 2色を1つずつ | 赤、青、赤、青 |
| 2 | 2色で、片方が2つ | 赤、赤、青、赤、赤、青 |
| 3 | 3色 | 赤、黄、青、赤、黄、青 |
| 4 | 長いかたまり | 赤、赤、黄、青、赤、赤、黄、青 |
| 5 | ふえていくきまり | 赤1つ、青、赤2つ、青、赤3つ、青 |
どのレベルでも、おうちの方がかたまりを2回通してから、ひもをわたします。
1本のひもでできる4つの遊び
続きを通す。 おうちの方が始めて、子どもがひものはしまで続けます。
まちがいさがし。 子どもが見ていない間に、ビーズを1つだけまちがえたパターンを通します。子どもが見つけて、説明します。「ここは青のはず。赤が2つのあとは青だから。」
カードからひもへ。 カードに、色の点を1列にかいてパターンをしめします。子どもがそのとおりに通します。次は反対に、子どもがパターンを通して、そのカードをかきます。
手の下は何? ひもの一部を手でかくします。かくれているのは、どのビーズでしょう。両方のはしから考えなければなりません。
そのあとは、子どもにパターンを考えてもらい、おうちの方が続きを通します。ときどき、わざとまちがえてみましょう。おとなのまちがいを見つけるのはとてもうれしいことで、きまりが分かっているしるしでもあります。
パターンにかくれた数の問題
- 「このひもには、赤、赤、青が4回あるよ。赤はいくつ? 青はいくつ?」赤は青の2ばいです。
- 「5回くりかえすには、ビーズがいくついる?」
- 「10こ目のビーズは何色かな?」先に予想して、通してたしかめます。
さいごの問いはむずかしい問題です。通さずに答えられる子は、ビーズを1つずつ数えるのをやめて、きまりを使いはじめています。
| めやすの年齢 | やってみること |
|---|---|
| 4〜5歳 | 大きなビーズとモールで、赤、青、赤、青。パターンを声に出して言う |
| 6〜7歳 | 片方が2つのパターンと3色。まちがいさがし。カードからひもへ |
| 8〜9歳 | 長いかたまり。かくれたビーズ。10こ目を予想する |
| 10歳から | ふえていくきまり。どちらのはしから読んでも同じになるブレスレット。デザインに必要な色ごとの数を計算する |
年齢はあくまでめやすで、子どもによってちがいます。
Dologiの「パターン」にある「くりかえしの きまり」パズルでは、くりかえしている部分を見つけて、次に来るものをえらびます。ビーズのひもは、同じパズルを手の中でおこなうものです。
まとめ
- ビーズとひもがあると、色のきまりが、さわって直せるものになります。
- パターンを声に出して読み、くりかえすかたまりを言えるようになることが、いちばん大切な一歩です。
- 続きを通す、まちがいさがし、カードからひもへ、かくれたビーズ当て。1本のひもで4つの遊びができます。
- 色ごとの数を数えたり、先のビーズを予想したりすると、パターンから数へとつながります。
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