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身のまわりのパターンさがし:子どもが「つぎはなに?」を好きな理由

星、丸、星、丸、星と交互にならんだ形の列。

あか、あお、あか、あお、……つぎはなに? 小さな子どもでも、当たると目がかがやきます。パターンに気づくのは、ひみつを見つけるのに少し似ています。きまりが見えると、起こる前に何が起こるかがわかるのです。その感覚が、算数、読み書き、音楽、毎日の生活で使う力のはじまりです。

パターンってなに?

パターンとは、きまりにしたがってくり返したり、変わったりするものです。たとえば、

  • くり返すパターン: あか、あお、あか、あお(AB)。パン、パン、ドン(AAB)。まる、しかく、さんかく(ABC)。
  • ふえていくパターン: 積み木1こ、2こ、3こ。1段ずつ高くなる階段。
  • 音や動きのパターン: 歌のリズム、ダンスのステップ。
  • 時間のパターン: 曜日、朝・昼・夜、季節。
  • 数のパターン(大きい子に):2、4、6、8 や 5、10、15、20。

パターンが大切な理由

  • 予想する。 きまりがわかれば、つぎを予想できます。予想してたしかめることは、考える力の中心です。
  • 算数。 2とび・5とびの数え方、かけ算九九、偶数と奇数、たくさんの図形がパターンにもとづいています。
  • 読み書き。 韻やくり返しの音は、ことばのしくみに気づく手助けになります。
  • 音楽と動き。 リズムは耳で聞いて体で感じるパターンです。
  • 安心感。 毎日の生活リズムもパターンです。夕ごはんのあとに何があるかがわかると、子どもは落ち着きます。

家の中で見つかるパターン

  • 服や布: Tシャツのしま模様、テーブルクロスのチェック、くつしたの水玉。
  • タイル、さく、手すり: おさんぽ中に指さしできるくり返し模様がたくさんあります。
  • 童謡: 一節やサビをくり返す歌がたくさんあります。
  • 1週間:「きょうは月曜日。月曜日のつぎは?」
  • 自然: 花びら、くきにそってつく葉、虫のしま模様。
  • 食べもの: バナナとりんごのうす切りをお皿にパターンどおりにならべて、パターンごと食べましょう。

少しずつ力を育てるあそび

  1. つぎはなに? ものをかんたんなパターンでならべ(スプーン、フォーク、スプーン、フォーク)、つぎを聞きます。ABから始めて、ABB、ABCへ。
  2. まちがいさがし。 1つだけまちがったパターンを作り、お子さまに見つけてもらいます。
  3. こんどはあなたの番。 お子さまにパターンを作ってもらい、大人が続けます。自分のきまりを説明するのは、人のパターンを続けるよりむずかしく、そのぶん力になります。
  4. 体でパターン。 パン、パン、ジャンプ。パン、パン、ジャンプ。体全体できまりを感じます。
  5. のびていくタワー。 積み木1こ、2こ、3このタワーを作ります。「つぎのタワーは何こ?」
  6. 同じきまりで、ちがうもの(大きい子に):あか、あお、あか、あおを、パン、ドン、パン、ドンに置きかえます。ちがう2つのパターンが同じきまりだと気づくのは、抽象的に考える力への大きな一歩です。
パターンの種類 例 だいたいの目安
AB あか、あお、あか、あお 4〜5歳
AAB、ABC パン、パン、ドン/まる、しかく、さんかく 5〜6歳
ふえていく 積み木1こ、2こ、3こ 6〜7歳
2つの特徴を同時に 大きいあか、小さいあお、大きいあか、小さいあお 7〜8歳
数のパターン 3、6、9、12 8〜10歳

年齢はおおよその目安です。ペースは一人ひとりちがいます。

きまりについて話そう

パターンあそびでいちばん大切なのは、答えではなく説明です。

  • 「正解!」だけでなく、**「どうしてわかったの?」**と聞いてみましょう。
  • お子さまが別のきまりを説明できて、それも成り立つなら、答えが1つでなくても認めましょう。
  • **「くり返す」「ふえる」「そのつぎ」「毎回」**といったことばを使いましょう。
  • まちがえたら、いっしょに最初にもどります。「声に出してみよう。あか、あお、あか、あお……」

Dologiの「パターン」のテーマには、くり返す色から、回ったりふえたりする列まで、「つぎはなに?」の短いパズルがあります。家でいっしょにパターンを見つけたあとのお楽しみにぴったりです。

まとめ

  • パターンは、形、音、動き、時間、数の中で、きまりにしたがってくり返したり変わったりするものです。
  • パターンは、予想する、数える、読む力や、生活リズムの安心感を支えます。
  • かんたんなABから始めて、ふえていくパターンや数のパターンへ進みましょう。
  • きまりを説明してもらい、自分だけのパターンを作ってもらいましょう。

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