マスごとに点が1つか2つあるマス目。そのとなりに、小さなあんごうひょうがあります。点1つは赤、点2つは青。子どもがマスを1つずつぬっていくと、はじめはだれにも見えなかった絵が、少しずつあらわれます。
絵を見たいという気持ちが、子どもを先へ進ませます。その道のりで、あんごうひょうを読むこと、じゅんばんに作業を進めること、自分のまちがいに気づくことを練習します。
5分で作る
- 5マスの列を5つかいて、マス目を作ります。方眼紙を使うとかんたんです。
- かんたんな絵を決めます。ハート、家、魚など。どのマスが絵で、どのマスが背景かを、おうちの方が決めておきます。
- マスごとにあんごうを書きます。絵のマスには点1つ、背景のマスには点2つ。
- マス目のとなりに、あんごうひょうをかきます。点1つのとなりに赤のしるし、点2つのとなりに青のしるし。
1まい目はいっしょに作り、点とあんごうひょうのつながりを子どもに見せましょう。
マス目の進み方2つ
さいしょのマスをぬる前に、いっしょにあんごうひょうを声に出して読みます。そのあとの進み方は、2つあります。
| 進み方 | やり方 | もとめられること |
|---|---|---|
| 1列ずつ | 左から右へぜんぶのマスをぬり、次の列へ進む | 何度も色えんぴつを持ちかえ、今いる場所を見うしなわない |
| 1色ずつ | 先に点1つのマスをぜんぶさがしてぬり、次に点2つのマスをぬる | マス目ぜんたいから、1種類のあんごうだけをさがす |
べつべつの絵で両方をためしてもらい、どちらがまちがいが少なかったかを言ってもらいます。正しい答えはありません。2つをくらべることに意味があります。
まちがいは、ひとりでに見えてきます。赤いハートのまん中に青いマスが1つあると、へんに見えます。「どこか、おかしく見えるところはある?」とたずね、そのマスをあんごうひょうでたしかめてもらいましょう。
6つのレベル
| レベル | マス目 | あんごう |
|---|---|---|
| 1 | 5×5、2色 | 点1つと点2つ |
| 2 | 8×8まで、3〜4色 | 点1つから4つ |
| 3 | 同じマス目 | 数字 |
| 4 | 同じマス目 | 小さなたし算。マスに「2 + 1」とあり、3は緑 |
| 5 | 上に文字、横に数字をつけた、何も書いていないマス目 | 横にリスト。「B3は赤、C3は赤、D4は青」 |
| 6 | 子どもが作るマス目 | だれかのために考えたひみつの絵 |
レベル6では、遊びが反対向きになります。絵をあんごうの中にかくすには、絵を計画し、あんごうひょうを決め、ぜんぶのマスに正しいあんごうを、1つもまちがえずに書かなければなりません。
あんごうひょうを読むことで身につくこと
あんごうひょうは、「これは、あれのかわり」という約束です。点2つが青いわけではありません。あんごうひょうがそう言っているから青なのであって、べつのあんごうひょうなら黄色かもしれません。
地図の記号、歌の音符、ことばの文字の後ろにも、同じ考え方があります。あんごうぬりえを何度かした子は、その考え方に、目で見て直せる形で出会っています。
| めやすの年齢 | やってみること |
|---|---|
| 4〜5歳 | 5×5、2色、点のあんごう。いっしょに作る |
| 6〜7歳 | 3〜4色。数字。1色ずつ進める |
| 8〜9歳 | たし算のあんごう。きょうだいや友だちのために絵を考える |
| 10歳から | マスの住所。大きなマス目。まん中の線の両がわが同じになる絵 |
年齢はあくまでめやすで、子どもによってちがいます。
Dologiの「しゅうちゅう」にある「ひみつの え」パズルも、同じしくみです。あんごうひょうのとおりにマスをぬっていくと、ひみつの絵があらわれます。
まとめ
- マス目、点のあんごう、あんごうひょうがあれば、ぬってはじめてあらわれる絵が作れます。
- 1列ずつと1色ずつは、マス目を進む2つのやり方です。くらべてみるかちがあります。
- まちがいは絵にあらわれるので、言われなくても自分で見つけて直せます。
- だれかのためにあんごうの絵を考えることは、いちばんむずかしく、いちばんやりがいのあるレベルです。
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