子どもはひみつが大好きです。ひみつのあんごうは、その「大好き」を考える練習に変える、いちばんわくわくする方法のひとつです。絵のあんごうはかんたんで、それぞれの絵が文字や数字、ことばを表します。絵で手紙を書けば、あんごう表を持っている人にしか読めません。
あんごうの手紙をとくには、記号をていねいに見くらべ、情報をおぼえておき、答えがおかしくないかたしかめる必要があります。あんごうを自分で作るのはもっと深く、ちゃんと使えるしくみを考えなければなりません。この記事では、その両方をおうちでやる方法を紹介します。
いっしょにあんごう表を作る
まずは、あんごうの「かぎ」になる、それぞれの絵の意味を書いた表を作りましょう。
- まだ字が読めない子: 数字のかわりに絵を使います。丸=1、三角=2、星=3、ハート=4。「星、丸」という手紙は31、または「3、それから1」です。
- 字を読み始めた子: みじかいことばが作れるいくつかのひらがなを絵にします。たとえば ね、こ、い、ぬ(ねこ、いぬ)。
- すらすら読める子: ひらがな全部に、1文字ずつ絵をつけます。
表はカードにかいて、本の間など「ひみつの場所」にしまっておきましょう。絵は子どもに選んだりかいたりしてもらいます。自分で考えたあんごうは、大人が作ったものよりずっとよくおぼえられます。
ひみつの手紙を送り合う
表ができたら、かわりばんこに手紙を送り合いましょう。
- 絵で短い手紙を書いて、思いがけない場所におきます。まくらの上、お弁当箱の中、コップの下など。
- 子どもがそれを見つけ、あんごう表を出してときます。
- 次は子どもが大人に手紙を書く番です。
最初の手紙はとても短くしましょう。数字ひとつ、ことばひとつ、「ベッドの下を見て」のようなかんたんな指示などです。長い手紙は、絵と文字を合わせるのがかんたんになってからにします。
子どもから手紙をもらったら、声に出してゆっくりときましょう。自分のしくみを、ほかの人がたどってくれるのを見るのが子どもは大好きですし、自分のあんごうのまちがいにも気づけます。
あんごうの宝さがし
あんごうのヒントで進む宝さがしは、雨の日にぴったりの遊びです。
- 小さなおやつやおもちゃをかくします。
- 次のかくし場所へみちびくヒントを、絵のあんごうで3〜4まい書きます。「ソファ」「ドア」「箱」など。
- 最初のヒントとあんごう表を子どもにわたします。
まだ字が読めない子には、場所をそのまま表す絵を使いましょう。コップの絵は「台所をさがして」、ベッドの絵は「寝室をさがして」という意味です。「この記号はあれを表す」という考え方は同じです。
あんごうをもっとおもしろく
基本がかんたんになったら、少しだけ変えてみましょう。
| アレンジ | 練習になること |
|---|---|
| 手紙を右から左へ、さかさまに読む | いつもとちがうきまりにしたがう |
| 何の意味もない「じゃまな絵」をまぜる | 無視していいものを見分ける |
| にた絵を使う(星と花) | 細かいところまでよく見る |
| すべての数字に1をたす(3が4になる) | きまりをいつも同じように使う |
一度に変えるのはひとつだけにして、新しいきまりを子どもにはっきり伝えましょう。目的はていねいに考えることで、いやにさせることではありません。
表なしであんごうをとく
9さいくらいからの子には、本物のなぞときにちょうせんしてみましょう。表のかわりに、とけた例をいくつかわたします。
- 「丸、三角」=12
- 「三角、星」=25
- 「星、丸、四角」=517
そして聞きます。「じゃあ、四角、三角はいくつ?」
とくためには、例をくらべて、どの絵がどの数字かを見つけ、全部の例がちゃんと合っているかたしかめる必要があります。たんていやなぞとき好きが使うのと同じ考え方で、あんごうが「とけた!」ときの気持ちよさは格別です。
Dologiの「ひみつの てがみ」パズルでは、記号ごとに数字が決まったあんごう表を見て手紙を読み、ひみつの数を見つけます。さらに「あんごうを とこう」パズルでは表の一部がかくされていて、例の手紙からそれを考えます。
まとめ
- 絵のあんごうは、絵と数字・文字・場所をむすびつけ、あんごう表に書いておくものです。
- 絵を考えるところから子どもにも手伝ってもらい、とても短い手紙から始めましょう。
- あんごうの宝さがしなら、まだ字が読めない子もなぞときを楽しめます。
- 大きい子は、例をくらべてたしかめながら、本物のなぞとき名人のようにあんごうをとけます。
