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サイコロあそびで数に強くなる:2つのサイコロで数える力と暗算を育てる

2つのサイコロと、点の数がちがうドミノのこま。

サイコロは安くて、ポケットに入り、数秒で数あそびに変わります。ころがすのは楽しく、出る目はいつもお楽しみ。そして毎回、小さな算数の問いが生まれます。点はいくつ?どっちが多い?ぜんぶでいくつ?この記事では、サイコロあそびで何が育つのかと、年齢別のあそびを紹介します。どれもふつうのサイコロと、自由に変えてよいルールで遊べます。

サイコロが数の学びに向いている理由

  • ぱっと見て数がわかる。 サイコロの点のならび方はいつも同じです。くり返し遊ぶうちに、5や6の点もひとつずつ数えずにわかるようになります。この「見ればわかる」力は、数えることから数を理解することへ進む大切な一歩です。
  • プリントなしでたくさん練習できる。 10分遊ぶだけで、小さな計算を何十回もすることがあります。
  • 運がみんなを同じにする。 サイコロの目はだれにも決められません。負けても「算数が苦手」ということにはなりません。大人も子どもも同じスタートです。
  • 順番を待つ。 どのあそびでも、待つことやルールを守ることを練習できます。

はじめる前に

  • お子さんに合ったサイコロを選ぶ。 大きなスポンジのサイコロは、小さな手でも投げやすく、目も読みやすいです。ふつうのサイコロは小さいので、まだ物を口に入れる子の手の届かないところに置きましょう。
  • トレーや箱のふたの中でふる。 サイコロがテーブルから落ちず、ソファの下を探さずにすみます。
  • 短めに。 泣いて終わる長い勝負より、2〜3回の短い勝負のほうがうまくいきます。
  • ふるのはお子さんに。 ふること自体が楽しみの半分。点を数えるのはお子さんの役目です。

4〜5歳向けのあそび

  • 点はいくつ? サイコロを1つふります。お子さんが数を言い、点をひとつずつさわって確かめます。だんだん確かめなくてもわかるようになります。
  • おうち探検。 出た目の数だけ物を集めてきます。スプーン3本、くつした5足、クッション2つ。そのあといっしょに数えます。
  • どっちが多い? 1人1回ずつふり、大きい数を出した人が豆やボタン、マカロニを1つもらいます。同じ数ならだれももらえず、もう一度ふります。
  • すごろくコース。 紙に10マスの道をかき、ゴールに星をかきます。出た目の数だけおもちゃを進めます。先に星に着くのはだれ?

6〜7歳向けのあそび

  • 2つの目をたす。 サイコロを2つふって、出た目をたします。紙に2から12までの数を書き、出た合計を消していきます。ぜんぶ消せるかな?
  • 10をつくる。 サイコロを1つふり、10まであといくつかを考えます。4が出たら、あと6。指や10個の豆を使ってもかまいません。
  • 大きい?小さい? ふる前に、次の目が前の目より大きいか小さいかを予想します。くらべる力と、「たまたま」の感覚の入り口になります。
  • ばいにする。 サイコロを1つふって、2倍にします。3と3で6。同じ数どうしのたし算は、たし算の便利な足がかりです。

8〜10歳向けのあそび

  • ねらった数をつくる。 目標の数、たとえば10を決めます。サイコロを3つふり、たし算とひき算でできるだけ近づけます。6+5−1=10。
  • いちばん大きな数。 サイコロを3つふり、出た数字をならべて、できるだけ大きな数をつくります。2、6、4なら642。次はいちばん小さな数にも挑戦。百の位、十の位、一の位の練習になります。
  • かけ算サイコロ。 サイコロを2つふって、かけ算をします。九九の表で答えに色をぬっていきます。よく出る答えはどれ?
  • よく出る合計はどれ? サイコロを2つ、36回ふって、合計を記録します。7は2や12よりも多く出ることがよくあります。理由をいっしょに考えましょう。7になる組み合わせはたくさんある(1+6、2+5、3+4など)のに、2になるのは1通りだけだからです。

ひと目でわかる一覧

年齢(目安) あそび 育つ力
4〜5歳 点はいくつ? 小さな数をぱっと見てわかる
4〜5歳 どっちが多い? 数をくらべる
6〜7歳 2つの目をたす 12までのたし算
6〜7歳 10をつくる あわせて10になる数の組み合わせ
8〜10歳 いちばん大きな数 位取り
8〜10歳 よく出る合計はどれ? 記録をとることと、「たまたま」の考え方の入り口

年齢はあくまで目安で、お子さんによってペースはちがいます。難しすぎると感じたら、しばらくやさしいあそびにもどりましょう。

Dologiの「さんすう」には、サイコロの目や10のマス、ドミノで数を表すパズルがいくつかあり、ぱっと見て数をとらえることに慣れていけます。台所のテーブルでふる本物のサイコロとも、よい組み合わせです。

まとめ

  • サイコロを使うと、数えることやたし算が手軽なあそびになり、運のおかげで公平に遊べます。
  • まずは点をぱっと見てわかることから始め、たし算、10をつくること、位取りへと進みましょう。
  • 大きなサイコロ、トレー、短い勝負で、あそびがかんたんで安全になります。
  • 年齢よりもお子さんの今の力に合わせてあそびを選び、ルールは自由に変えてかまいません。

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