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卵落としチャレンジ:リサイクル品でカプセルを作って、卵を割らずに落とそう

小さな編みかごに入った卵がパラシュートの下につるされ、床の緑のマットの上にある。左にはあいた段ボール箱、右にはテープのロールがある。

子どもに卵を渡して「わざと落としていいよ」と言うと、目を輝かせて聞いてくれます。そこに「卵を割らないこと」という条件をひとつ足すだけで、家でできる最高のものづくりチャレンジになります。特別な道具はいりません。卵と、リサイクルに出すものがいくつかと、少し散らかしてもよい場所があれば十分です。

この記事では、6歳から12歳くらいのお子さんと卵落としチャレンジをする方法を、小さいお子さん向けのやさしいやり方とあわせて紹介します。大切なのは最初の1回ではなく、そのあとです。卵がなぜ割れたのかを見て、もっと良いものを作ることがいちばんの目的です。

用意するものと役割

  • 卵: 1回につき1個。予備も少し用意します。最初の1回や小さいお子さんには、ゆで卵だと散らかりません。
  • 作る材料: ストロー、新聞紙、キッチンペーパー、紙コップ、小さな段ボール箱、ビニール袋、ひも、輪ゴム、セロハンテープ。「ストロー10本、袋1枚、テープは腕の長さ分まで」のように上限を決めると、量ではなくアイデアの勝負になります。
  • 着地する場所: かたい床の上に古いシーツやビニールのテーブルクロス、新聞紙を数枚しいたもの、または屋外の地面。

役割はかんたんです。

  • 保護者の方: 落とす場所を決め、お子さんの手が届かない高さからご自身で落とします。お子さんがいす、テーブル、手すりに登ることは決してせず、窓やベランダから物を落とすこともしません。
  • お子さん: 設計して、作って、予想して、記録します。生卵にさわったあとは、みんなで手を洗いましょう。

公平に落とすためのルール

しかけを比べられるように、カプセル以外はすべて同じ条件で落とします。

  • 同じ高さ: たとえば、立って腕をのばした高さや、階段の同じ段から。場所にテープで印をつけます。
  • 同じ着地面: いつも同じシーツの上、同じ床。
  • 同じ種類の卵: すべて生卵か、すべてゆで卵。

始める前に話し合ってみましょう。「お姉ちゃんの卵より高いところからあなたの卵を落としたら、公平かな?」子どもはすぐに、ルールがなぜ大切かを理解します。「公平なテスト」という言葉を使わなくても、その考え方を伝えられます。

先に予想してから落とす

落とす前に毎回、どうなると思うか、そしてなぜそう思うかをお子さんに言ってもらいます。かんたんな表に書きましょう。

しかけ 私の予想 結果 気づいたこと
卵を紙でくるんだもの ひびが入る
ストローのかごに入れ、袋のパラシュートをつけたもの 割れない
キッチンペーパーをつめたコップに入れたもの

予想そのものよりも、理由のほうが大切です。「袋がスピードをおさえてくれる」「ストローがバネみたいにつぶれる」。落としたあとは、卵をそっと一緒に見て、結果を理由と見比べてみましょう。

卵が割れるわけと、役に立つ3つの考え方

落ちる卵は、かたいものにいきなりぶつかって急に止まると割れます。上手なしかけの多くは、次のうち1つ以上を使っています。

  1. 落ちる速さをおさえる: ビニール袋と4本のひもで作ったパラシュートは空気をつかまえて、卵をそっと降ろしてくれます。
  2. 着地をやわらかくする: くしゃくしゃにした紙、キッチンペーパー、ストローのかごは、ぶつかったときにつぶれるので、卵はゆっくり止まります。
  3. 衝撃を散らす: 卵を真ん中でぴったり支えて、かたい壁の1か所にぶつからないようにすると、一点への衝撃から守れます。

最初から3つとも説明する必要はありません。割れた卵を通して、お子さん自身に見つけてもらいましょう。ストローのかごがつぶれて卵が無事だったときは、「ストローはどうなった? ぶつかった力はどこへ行ったのかな?」と聞いてみてください。

良くして、もう一度落とす

いちばん価値があるのは、2回目のバージョンです。落とすたびに、次の3つを聞きましょう。

  • うまくいったところは? そこは残します。
  • うまくいかなかったところは? よく見ましょう。卵は下にひびが入った? 横? それともカプセルから飛び出した?
  • 変えるのはどのひとつ? 一度に変えるのはひとつだけにすると、何が違いを生んだのかがはっきり分かります。

「卵が割れちゃった」から「下にひびが入ったから、下に紙をもっと入れてみよう」へと進めた子は、エンジニアの一連の流れをやり遂げています。設計して、試して、見て、良くする。割れた卵は失敗ではなく、大切な情報です。

4〜5歳くらいのお子さんには: 材料を選んでもらい、一緒に作ったカプセルについて「割れる? 割れない?」と予想してもらいましょう。最後に「卵はぶじ?」と確かめる係もできます。

Dologiも似た考え方をしています。答えがちがっていたときは、ゲームを終わらせず、もう一度よく見て、別の方法をためすようにお子さんを誘います。

まとめ

  • 卵ひとつ、リサイクル品、そして使える材料の上限があれば、6〜12歳くらいのお子さんにぴったりのものづくりチャレンジになります。
  • 落とし方はいつも公平に。同じ高さ、同じ床、同じ種類の卵で、落とすのは保護者の方です。
  • 必ず先に理由つきで予想し、そのあとで卵がどこで、なぜ割れたのかをよく見ます。
  • 一度にひとつだけ変えて、もう一度落とします。学びが生まれるのは2回目のバージョンです。

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