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子どもと学ぶ「くりかえし」と「条件」:なわとびと歌で

左にU字形にたれたなわとび、まん中に丸い矢印、右に音ぷがあります。

かんたんなゲームから大きなアプリまで、どんなプログラムもいくつかの基本の考え方でできています。とくに大切なのが、くりかえし(何度も同じことをする)と条件(あることが本当のときだけ何かをする)の2つです。

うれしいことに、子どもはこの2つをもう毎日使っています。なわとび歌も、くりかえしのある歌も、朝のしたくも、くりかえしと条件でいっぱいです。それを見つけて遊んでみることは、画面を使わずにプログラミングのもとになる考え方を育てる、すてきな方法です。

くりかえしと条件とは

子どもがいつもしていることで説明しましょう。

考え方 ふだんのことばでいうと 例
くりかえし 何回か、もう一度する 「5回とぶ」
〜までくりかえす 何かが起きるまでつづける 「なめらかになるまでまぜる」
条件 あることが本当のときだけする 「雨がふっていたら、かさを持っていく」
もし…そうでなければ 2つのうちどちらかを選ぶ 「信号が青ならわたる。そうでなければ待つ」

小さな子に「くりかえし」「条件」ということばを使わなくてもかまいません。「何回も」「〜のときだけ」で十分です。7さいくらいからは、本当の名前を知るのを楽しむ子も多いです。

なわとび:体で感じるくりかえし

なわとび(小さな子なら、とぶまねでも)は、くりかえしを体で感じるのにぴったりです。

  • 回数のくりかえし: 「5回とぶ」。次は「10回とぶ」。指示は短いままなのに、動きはくりかえされます。
  • 〜までくりかえす: 「手をたたくまで、とびつづけて」。子どもはとびながら合図に気をつけていなければなりません。
  • 条件を足す: 「なわが足にあたったら、止まって1から数えなおす」。

あとで聞いてみましょう。「『とぶ、とぶ、とぶ、とぶ、とぶ』を、もっと短く言うには?」答えの「5回とぶ」こそ、プログラムでくりかえしがとても役に立つ理由です。同じ手じゅんを何度も書かなくてすむのです。

歌と手びょうし

多くの歌には、1番ごとにもどってくるおなじみの部分があります。それもくりかえしです。

  • くりかえしをさがす: 「歌のどの部分が何度ももどってくる?何回歌う?」
  • 手びょうしのくりかえし: 「パン、パン、ひざをトン」を3回。次は子どもにリズムを作ってもらい、何回くりかえすか決めてもらいます。
  • くりかえしの中のくりかえし(大きい子に):「手を2回たたいて、足を1回ふむ。それを全部で4回」。さいごに、手をたたいた回数をいっしょに数えます。全部で何回だった?

音楽はパターンでいっぱいなので、くりかえしに気づくのにぴったりの場所です。

毎日の中の条件

家族の毎日には、条件がたくさんあります。遊びにしてみましょう。

  • 「もし」を聞きのがさない: 1日の中で、だれかが「もし」や「〜だったら」と言ったら、子どもが「条件!」と言う(または手をあげる)。
  • 「もし」ゲーム: 「鼻をさわったら、とぶ。耳をさわったら、すわる」などのきまりを決めて、すばやく入れかえます。子どもは動く前に、毎回条件をたしかめなければなりません。
  • 2つの選たく: 「カードが赤なら左におく。そうでなければ右におく」。きまりでなかま分けするのは、条件が働いているということです。

「もし」ゲームは集中力の練習にもなります。大人のまねをするのではなく、止まってたしかめなければならないからです。

人のためのプログラムを書く

いよいよ全部を合わせます。大人がそのとおりに動く、短い「プログラム」を子どもに書いて(かいて)もらいましょう。

  1. 動きごとに絵をかく。とぶ、手をたたく、回る、すわる。
  2. くりかえしは数字で表す。とぶ絵に「×3」なら3回とぶ。
  3. 条件をひとつ入れる。たとえば犬の絵で「犬のカードを見たら、すわる」。

それから、プログラムのとおりにきっちり動きます。子どもが考えたとおりにならなかったら、直す手じゅんをいっしょにさがしましょう。役を交代して、子どもに大人のプログラムをやってもらいます。

Dologiの「うごきを くりかえそう」パズルでは、手じゅん全部をおくマスがたりません。そこで子どもは、動きをタップして2回、3回、4回とくりかえさせ、車をすべての星にとどけます。「とぶ、とぶ、とぶ」を「3回とぶ」にするのとまったく同じです。

まとめ

  • くりかえしは、手じゅんを何回か、または何かが起きるまでくりかえすことです。
  • 条件は、あることが本当のときだけ何かをすることです。
  • なわとび、くりかえしのある歌、手びょうしはくりかえしでいっぱい。家族の毎日は「もし」でいっぱいです。
  • くりかえしと「もし」をひとつ入れた短いプログラムを子どもに書いてもらい、そのとおりに動いてみましょう。

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