カタツムリのからは、ぐるぐるとうずをまいています。ハチの巣の部屋は、どれも同じ六角形です。ひまわりの種は、まん中から外へカーブした線になってならんでいます。気をつけて見はじめると、自然はきまりでいっぱい。子どもはそれを見つけるのがとても上手です。
外できまりをさがすと、よく見ること、数えること、「どうして?」と考えることがいっしょにできます。必要なのは散歩や公園、庭、それにあれば虫めがねくらいです。
自然の中できまりをさがすといいわけ
- きまりがあると予想できる。 花びらがくり返していれば、次の花びらの場所が分かります。秋に昼が短くなれば、この先どうなるか予想できます。
- 数えて、くらべる。 「この花は花びら5まい、あの花は8まい」。自然には数えるものが数えきれないほどあります。
- ふしぎに思う。 ハチの巣の部屋はどうして六角形? カタツムリのからはどうしてまいているの? 答えが全部分からなくても、考えることを楽しめます。
- よく見る。 ゆっくり、近くで見たときにだけ見えてくるきまりもたくさんあります。
うずまき
- カタツムリのから。 まん中からふちまで、うずまきを指でなぞってみましょう。見つけたカタツムリは、どれも同じ向きにまいている?
- まつぼっくり。 まつぼっくりを下から見ると、かさが2つの向きのうずまきになっています。
- ひまわり。 熟したひまわりでは、種がカーブした線になって両方の向きにうずをまいています。
- シダなどの植物。 シダの若い葉は、くるっとまいたところからほどけるように開くことが多いです。
いっしょにうずまきをかいてみましょう。まん中から始めて、1周ごとに少しずつ広げていきます。
六角形
ハチの巣の部屋は六角形です。辺が6つ、角が6つ。六角形は、床のタイルのように、すきまなくならべられます。正方形や三角形もできますが、円はできません。円をとなり合わせにかいて、すきまを見てみましょう。
おうちでは、硬貨をくっつけてならべてみて(すきまができる)、次に紙の六角形をならべてみましょう(すきまができない)。となりを数えると、ハチの巣のまん中の六角形は、ほかの6つとくっついています。
花びらを数える、有名な数のならび
庭や公園の花を(つまずに)見て、花びらを数えましょう。ノートに、花の名前、花びらの数、同じ種類の花はみんな同じ数か、の3つのらんがある小さな表をつくります。
花びらが3まい、5まい、8まいの花はたくさんあります。大きい子には、有名な数のならびがおもしろいかもしれません。1、1、2、3、5、8、13……。どの数も、前の2つの数をたしたものです。この中のいくつかの数は、花びらや、まつぼっくり、ひまわりのうずまきの数に何度も出てきます。続きを考えられるかな?
しま、もよう、えだ分かれ、くり返し
- しまともよう。 シマウマ、トラ、テントウムシ、いくつかのいもむし。左右のもようは同じかな?
- えだ分かれ。 木のみきはえだに分かれ、えだはもっと細いえだに分かれ、小えだになります。葉のすじも同じです。地図の川も同じように分かれています。
- 時間のくり返し。 昼と夜、1か月の月の形、1年の季節。これは場所ではなく、時間の中でくり返すきまりです。
1か月、月の日記をつけてみましょう。月が見えた夜には、その形をかいて、どう変わっていくか見てみます。
きまりさがし散歩
「きまりを見つける」という1つのミッションで、短い散歩に出かけましょう。ノートを持っていくか、交代で見つけたものを指さします。年れいはだいたいの目安です。子どもによってちがいます。
- 4〜5さいごろ: しまやもよう、くり返しているものをさがす。いっしょに花びらを数える。
- 6〜7さいごろ: うずまきや六角形をさがす、花びらの数を書きとめる、見つけたものをかく。
- 8さいごろから: 同じ種類の花をくらべる、数のならびを調べる、月の日記をつける。
Dologiの「パターン」のテーマには「くりかえしの きまり」や「ふえる へる」などのパズルがあり、きまりを見つけて次にくるものを選びます。きまりさがし散歩のあとに、楽しく続けられます。
まとめ
- 自然はきまりでいっぱい。うずまき、六角形、しま、もよう、えだ分かれ、くり返し。
- カタツムリ、まつぼっくり、ハチの巣、ひまわりをよく見て、花びらを数える。
- 大きい子は、植物に出てくる数のならびを調べられる。
- きまりさがし散歩に出かけ、見つけたものを子どもに書きとめたりかいたりしてもらう。
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