「2、4、6、8…」。意味を知る前から、すらすら言える子はたくさんいます。言っている数がきまりにしたがっていると気づいたとき、子どもの中で何かがつながります。数は丸おぼえする長いリストではなく、先を予想できるパターンに見えてくるのです。
数のパターンは、算数とパターンさがしが出会うところにあります。この記事では、偶数と奇数、2とびなどのとびとびの数え方、かんたんな「つぎはなに?」あそびを、手や体を動かしながら調べる方法を紹介します。書いた数字に進む前に、ものや動きから始めましょう。
数のパターンとは
数のパターンとは、あるきまりにしたがってならぶ数の列のことです。
- 毎回同じ数をたす: 2、4、6、8(毎回2をたす)。
- くり返す: 1、2、1、2、1、2。
- ほかの方法でふえる: 1、2、4、8(2ばいずつ)。大きい子向けです。
小さな子には、書いた数字よりもものや体を使ったほうが、きまりがずっと見えやすくなります。まずはビーズや歩数や手びょうし、紙の上の数字はそのあとです。
ペアを作って偶数と奇数
偶数と奇数を分かるいちばんかんたんな方法は、ペアを作ることです。
- ものをひとつかみ用意する: くつした、ボタン、おもちゃの車。
- ふたつずつならべる。 手をつないだ子どもたちのように、となりどうしに置きます。
- あまりを見る。 みんなにペアがいれば偶数。ひとつだけあまれば奇数です。
- 数を変えてためし、分けてみます。「6は偶数、7は奇数、8は偶数…」
偶数と奇数がこうごに来ることに、子どもはすぐ気づきます。タイルの道のように2色の四角をこうごにならべると、そのリズムが目に見えるようになります。
ジャンプや手びょうしでとびとびに数える
とびとびに数えるとは、1より大きいはばで数えることです。2、4、6や、5、10、15。体を動かすと、おぼえやすくなります。
- タイルをひとつおきにジャンプして、着地したタイルでだけ数を言う。
- ささやきと大声: 20まで数えながら、奇数はささやき声、偶数は大きな声で言う。
- 2つめ(または5つめ)の数ごとに手をたたく。 声に出して数えながらやります。
- げんかんのくつを2つずつ数える: 2、4、6。家族の手を数える:5、10、15。
- 同じ金額のお金を数える。 あれば、5や10ずつ数えます。
まずは2とびから始め、次に5とびと10とびへ。あとで時計を読んだりお金を数えたりするときに、とても役立ちます。
数の表にぬり絵をしよう
10こずつ1列にならべた数の表は、パターンを目で見るのにぴったりです。
- 表をかくか印刷する。 小さな子は1〜20、大きい子は100まで。
- ひとつおきに数を1色でぬる。 色のついた列があらわれます。
- 新しい表で、5つおきにぬる。 まっすぐな列が2本あらわれます。
- 3つおきもためす。 ななめの線があらわれます。「どうしてこうなるんだろう?」
ひとつひとつのパターンの算数を説明する必要はありません。気づいて、ふしぎに思うことが大切です。
「つぎの数は?」あそび
とびとびの数え方になれてきたら、口で、または数字カードで、すばやい当てっこをしてみましょう。
| 年齢(目安) | 例 | 練習になること |
|---|---|---|
| 5〜6歳 | 2、4、6、? | 2ずつふやして数える |
| 6〜7歳 | 5、10、15、? | 5とびで数える |
| 7〜8歳 | 20、18、16、? | とびとびに数をへらす |
| 8〜10歳 | 1、3、6、10、? | 変わっていくきまり(2をたす、次は3、次は4) |
年齢はあくまで目安で、子どもによってちがいます。いちばん楽しいのは、子どもがきまりを作って、大人が当てる番になるときです。パターンを作るには、本当に分かっていなければなりません。
Dologiの「パターン」にある「つぎの かず」パズルでは、きまりにしたがってならんだ数の列を見て、次にくる数を考えます。
まとめ
- 数のパターンとは、毎回同じ数をたすなど、きまりにしたがってならぶ数の列です。
- ペアを作って偶数と奇数を調べ、こうごに来ることに気づきましょう。
- ジャンプや手びょうしやものを使って、2とび、次に5とびと10とびで数えましょう。
- 数の表をぬってパターンを見つけ、子どもが作ったきまりもふくめて「つぎの数は?」を楽しみましょう。
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