「3だ! 1、2、3…星のマスだ! あと2つ進める!」
すごろくは、マスに分けた曲がりくねった道と、スタート、ゴール、そしてサイコロでできています。お店でも売っていますが、自分でかくのが楽しさの半分です。コースの長さ、曲がるところ、とくべつなマスで何が起きるかを子どもが決めます。そして、1回1回の番が小さな「数える」練習になります。
用意するもの
- 大きな紙1まい、またはテープでつないだ紙2まい
- 太いペンと色えんぴつ少し
- サイコロ1つ(大きい子は2つ)
- 1人1つのコマ(ボタン、ペットボトルのふた、小さなおもちゃなど)
ボードをかく時間は20〜30分くらい見ておきましょう。これも準備ではなく、遊びの一部です。
コースをかく
- 1つのすみにスタートの絵(家)、べつの場所にゴールの絵(旗やケーキ)をかきます。
- 2つを曲がりくねった道でつなぎます。どこで曲がるかは子どもに決めてもらいます。
- 道をコマくらいの大きさのマスに区切ります。
- マスを、くり返しのきまりでぬります。赤、黄、青、赤、黄、青。
- いっしょにマスを数えます。スタートからゴールまで何マスあるかな?
コースはどのくらいの長さがいいでしょう。4〜5歳なら20マスで十分で、1回が数分で終わります。大きい子は40〜50マスのコースを楽しめます。サイコロ2つならなおさらです。
とくべつなマスは絵で
とくべつなマスがあると、遊びがもっとどきどきします。字ではなく絵でかけば、まだ字が読めない子もいっしょに遊べます。
| 絵 | 起きること |
|---|---|
| 星 | 2マス進む |
| 水たまり | 1マスもどる |
| ベッド | 次の番は1回休み |
| はしごや橋 | つながっているマスまでジャンプ |
| ハート | 後ろにいる人が1マス進む |
短いコースなら、とくべつなマスは4つか5つで十分です。多すぎると、おどろきの中で数えることがうもれてしまいます。
遊び方と、数えまちがい
順番にサイコロをふって、出た数だけマスを進みます。いちばん先にゴールした人の勝ち。もっとやさしくしたいときは、全員がゴールするまで続けます。
小さい子のほとんどは、はじめに同じまちがいをします。今いるマスを「1」と数えてしまうのです。3が出ても、2マスしか進みません。指でちがいを見せましょう。
- 今いるところから数える:「ここにいるよ。さあ進もう。1、2、3」
- 今いるマスを数えてしまう:「1(今いるところ)、2、3」。これでは2マスしか進んでいません。
子どもに声に出して数えさせ、1マスずつさわらせましょう。まちがえて、いっしょに直すことこそが、「続きから数える」力を身につける道です。しばらくすると、サイコロの目を1つずつ数えずに、ぱっと数として見られるようになる子が多くいます。
大きい子にはサイコロ2つ
サイコロが2つになると、毎回の番が小さなたし算になります。
- たす。 2つふって、合計だけ進みます。大きいほうの数から続けて数えるようにすすめます。「5…6、7、8」
- 1つ選ぶ。 2つふって、どちらかの数を選びます。どちらなら星に止まれて、水たまりをよけられるかな?
- ぞろ目。 同じ数が2つ出たら、もう1回ふれます。
- ぴったりゴール。 ゴールにぴったり止まらないといけません。多すぎたら、あまったぶんだけもどります。ひき算も出てきます。「あと4マス。いくつ出ればいい?」
| だいたいの年齢 | ためしてみること |
|---|---|
| 4〜5歳 | 20マス。サイコロ1つ。声に出して1マスずつさわって数える。絵のマスは3〜4つ |
| 6〜7歳 | 30マス。今いるところから続けて数える。はしごや橋を足す |
| 8〜9歳 | サイコロ2つでたし算。1つ選ぶ。ぴったりゴール |
| 10歳から | ルールを自分で考える。分かれ道のあるコース。ふる前にいちばんよい進め方を考える |
年齢はあくまで目安で、子どもによってちがいます。
Dologiの「さんすう」には「たして こたえよう」のようなパズルがあり、小さなまとまりを2つ合わせて合計を見つけます。サイコロを2つふるたびに出てくる、すばやいたし算と同じです。
まとめ
- ボードをいっしょにかくのも遊びのうち。スタート、ゴール、曲がりくねった道とマス。
- 絵のマス(星、水たまり、ベッド)なら、字が読めない子もしっかり遊べます。
- 今いるマスを数えてしまうまちがいに気をつけて。声に出して1マスずつさわれば直ります。
- サイコロ2つ、1つ選ぶ、ぴったりゴールで、大きい子には毎回が計算になります。
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