子どもが画面を使っている時間は、親がやっとほかのことをできる時間でもあります。それはもっともなことです。でも、遊んでいる子のとなりに数分すわるだけで、その時間の意味が変わることがあります。大人がそばにいて、質問し、興味を見せると、アプリはひとりでのめりこむものではなく、話のたねになります。この記事では、子どもの時間をとりあげずに、画面時間をいっしょにすごすかんたんな方法を紹介します。
いっしょにすわるとよいこと
- 子どもが実際に何をしているかがわかる。 どのゲームをえらび、何がかんたんで、どこでつまずくのか。
- タップがことばに変わる。 えらんだ理由を声に出すと、子どもはより注意深く考えます。
- よい習慣を見せられる。 説明を読む、まちがえてもまたやってみる、時間になったら止める。
- 問題に早く気づける。 年齢に合わない内容や、子どもをイライラさせるゲームなど。
毎回いっしょにすわる必要はありません。週に1、2回いっしょにすごすだけでもちがいます。
使う前に:いっしょにえらぶ
- まずアプリをいっしょに見る。 「これは何をするの?どこが好き?」
- 今日やることを決める。 「いっしょにパズルを2つやって、そのあと少しひとりで遊ぼうね」。
- すわる場所を整える。 肩ごしにのぞきこむのではなく、ふたりとも画面が見えるように、となりにならんですわります。
使っているとき:主導権はとらず、興味をもつ
この時間、画面は子どものものです。親の役目は、興味をもってよりそう相手でいることです。
- 子どもにリードしてもらう。 「どうやるのか見せて」。子どもは先生役が大好きです。
- 「何」だけでなく「どうして」をきく。 「どうしてそれだとわかったの?」「なんでそれをえらんだの?」
- ふしぎに思ったことを声に出す。 「へえ、それは思いつかなかった。どうしてうまくいくんだろう?」
- 端末を手にとらない。 答えが見えても、手はひざの上に。指さすか、質問するだけにします。
- 考え方をほめる。 「えらぶ前に、ぜんぶの列を見たね。上手な考え方だね」。
| こうする代わりに… | こうしてみる… |
|---|---|
| 「ちがう、そっちをタップして!」 | 「そっちのは、どんなところが気になる?」 |
| タブレットをとって自分でやる | 「今までためしたこと、見せてくれる?」 |
| 「すごい、頭いいね」 | 「あきらめずにさがして見つけたね。どうやってわかったの?」 |
パズルがむずかしいとき
むずかしい場面こそ、いっしょにすごす価値があります。
- まず待つ。 何か言う前に、考える時間をあげます。
- 小さな質問をする。 「この2つの同じところはどこ?」「ちがうところは?」
- いっしょに考えを声に出す。 「これをやってみよう…あ、合わないね、だって…」。
- まちがいをふつうのことにする。 「うまくいかなかったね。これじゃないってことがひとつわかったよ」。
使ったあとに:くらしとつなげる
- だれかに教えてもらう。 「おばあちゃんに、あのゲームのやり方を教えてあげて」。
- 画面の外でさがす。 アプリできまりを見つけたなら、買い物の道でもきまりをさがしてみましょう。数えることなら、階段をいっしょに数えます。
- 今日のふりかえりをする。 「今日いちばんむずかしかったのはどこ?何が役に立った?」
いっしょにすわれないとき
- 端末はみんながいる場所で使う。 子ども部屋ではなくリビングなどにすると、ときどき目を向けられます。
- 1分だけ声をかける。 「今、何をやってるの?」で十分です。
- あとできく。 「今日アプリでやったことをひとつ教えて」。
Dologiでは、多くのパズルで、先に答えをえらんでから「こたえあわせ」をおします。その小さな間は、いっしょにたしかめる前に「どうしてそれだと思う?」ときく、ちょうどいいタイミングです。
まとめ
- 画面時間の一部をとなりですごすと、アプリが会話になる。
- 子どもにリードしてもらい、どう考えたかをきき、端末は手にとらない。
- むずかしい場面をいっしょにすごす。待つ、小さな質問をする、いっしょに声に出して考える。
- やったことをくらしとつなげ、いっしょにいられないときは、みんながいる場所で使う。
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