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子どもといっしょにかんたんな地図を読もう:記号、方角、公園までの道

左に赤い家、まん中に点線の道が緑の点まで続いている黄色い折りたたみ地図、右に針が上をさしている青いコンパス。

「いまここにいて、公園はあっち。どの道で行く?」地図を読むには、思ったよりかしこいことが必要です。本当の場所を上から見た小さな絵として思いうかべ、その絵とまわりに見えるものを結びつけるのです。

始めるのに、本物の地図も遠出もいりません。紙1まい、えんぴつ1本、そしていまいる部屋があればじゅうぶんです。この記事では、子ども部屋の地図から、手がきの公園までの道まで、少しずつ力をのばす方法を紹介します。

地図が考える力を育てるわけ

  • 上から見る。 地図は、鳥が見るようにものを見せてくれます。「ここに立つとこう見える」と「上から見るとこう見える」を行き来するのは、空間を考える力の大きな一歩です。
  • 記号がものを表す。 小さな四角は家、緑の丸は木。あるものが別のものを表せると分かることは、文字や数字、図と同じ考え方です。
  • 方向。 左、右、まっすぐ、曲がる。地図があると、こうしたことばをていねいに使う理由ができます。
  • 道順を計画する。 「まずパン屋さんの前を通って、大きな木のところで曲がる」。手順を順番にならべる力は、どこでも役に立ちます。

まずは部屋の地図から

  1. いっしょに上から見る。 おもちゃをいくつか床におき、立って上から見てみましょう。「上から見ると、くまさんはどんな形?」
  2. 部屋をかく。 かべを長方形でかき、ベッド、テーブル、ドアをかんたんな形でかき足します。
  3. 何かをかくして、地図を使う。 小さなおもちゃをかくし、その場所を地図にしるして、子どもにさがしてもらいます。
  4. 役わりを交代する。 子どもがおもちゃをかくし、大人のために地図にしるしをつけます。

はじめは、地図を部屋と同じ向きにおきましょう。なれてきたら地図を回して、それでも道が分かるかためしてみます。

記号と凡例

本物の地図は記号を使い、「凡例」という小さなわくで記号の意味を説明しています。いっしょに作ってみましょう。

記号 意味
小さな四角の上に三角 家
緑の丸 木
青い波線 川
短い線をならべたもの 小道
ばつじるし 宝もの、または行きたい場所

子どもにも記号を考えてもらいましょう。ブランコなら、2本の線と小さないす。きまりはひとつだけ、だれが見ても凡例が分かることです。

方角とコンパス

  • 地図を本当の向きに合わせる。 公園に向かって歩いているなら、紙の上でも公園が前にくるように地図を回します。こうすると、左右がぐんと分かりやすくなります。
  • 目じるしを使う。 小さい子には「西へ行く」より「黄色い家のところで左に曲がる」のほうが分かりやすいです。
  • コンパスにふれる。 針の色がついたほうが北をさします。たいていの地図は、上が北です。立ち止まり、地図の上が針と同じ向きになるまで回せば、地図と本当の世界の向きがそろいます。

庭や公園で、おもちゃのコンパスを使って練習できます。「北はどっち? そっちには何がある?」

公園までの道をかこう

次に、よく知っている場所まで歩くとき、いっしょに地図を作ってみましょう。

  1. 出かける前に、 紙の片方に家を、反対側に公園をかきます。
  2. 歩きながら、 お店、横断歩道、大きな木など、いくつかの目じるしで立ち止まり、子どもにかんたんな記号でかき足してもらいます。
  3. 道順をかく。 点線でかき、曲がるところには矢印をつけます。
  4. 次のときは、 子どもに地図を見ながら道案内をしてもらいましょう。

おうちで宝の地図

家の中や庭に小さな「宝もの」をかくし、その場所にばつじるしをつけたかんたんな地図をかきます。小さい子には、とちゅうの目じるしの絵をかき足します。大きい子には、「木からドアのほうへ3歩」のような指示を足しましょう。そのあとは交代です。子どもが宝ものをかくし、大人のために地図をかきます。

年れい別のアイデア

年れいはだいたいの目安です。子どものペースに合わせましょう。

  • 4〜5さいごろ: おもちゃを上から見る、部屋ひとつの地図、地図のしるしをたよりにかくしたおもちゃを見つける。
  • 6〜7さいごろ: 記号と凡例、家や庭の宝の地図、散歩の道の目じるし。
  • 8さいごろから: 公園までの道を思い出してかく、コンパスを使う、地図で道を教えたり、教えられた道を進んだりする。

Dologiの「くうかん」のテーマには「くるまを うごかそう」というパズルがあり、車がかべにぶつからずに星を全部とれるよう、1マスずつ動きをならべます。小さな地図を読んで道順を考えるのに少しにています。

まとめ

  • 地図を読むには、場所を上から見て、記号と本当のものを結びつけることが必要。
  • 部屋の地図から始め、記号、凡例、方向を足していく。
  • 地図を本当の向きに合わせ、目じるしを使い、北はコンパスに教えてもらう。
  • 公園までの道をいっしょにかき、子どもも地図をかく宝の地図あそびをする。

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