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大きな仕事を小さなステップに分けよう:子どもの「一歩ずつ考える力」

4行のうち1行めにチェックがついたリストと、4段の階段。1段めにチェックマーク、2段めでばんざいする子ども、いちばん上に旗があります。

「おへやを片づけて」。大人にとってはひとつの仕事です。でも、おもちゃや服や本の海のまん中に立つ子どもにとっては、のぼる道のない山のように感じられることがあります。かたまってしまったり、気がちったり、「できない」と言ったりする子も多いでしょう。

大きな仕事を小さなステップに分けることを学ぶのは、家のお手伝いや宿題、工作、そして将来のほとんどすべてに役立つ考える力です。この記事では、大きな仕事がなぜ大変に感じるのか、いっしょにかんたんに分ける方法、そして少しずつ子ども自身に計画させていく方法を紹介します。

大きな仕事が大きすぎる理由

  • どこから始めればいいか分からない。 「片づけて」だけでは、何を先にすればいいか分かりません。
  • おぼえておくことが多すぎる。 子どものワーキングメモリー(今していることをおぼえておく、頭の中のメモ帳のようなもの)は、大人より小さいのです。長い指示はこぼれ落ちてしまいます。
  • ゴールが遠い。 とちゅうに小さな「できた」がないと、やる気がしぼんでしまいます。

どれも、子どもがなまけているという意味ではありません。たいていは、仕事がまだ、目に見えてできる大きさに切り分けられていないだけです。

仕事をステップに分ける方法

とくに最初のうちは、声に出していっしょにやりましょう。

  1. ゴールをはっきり言う。 「床に何もなくて、ベッドが整っている」。
  2. 「いちばん最初にすることは?」と聞く。 小さくて具体的なことを選びます。「本を全部たなにもどす」。
  3. ステップを3〜5つ書き出す。 それより多いと、小さな子には多すぎます。大きな仕事は何回かに分けましょう。
  4. ステップを見えるようにする。 紙に書くか絵にかく、またはふせんを使います。
  5. 終わったステップにチェックをつける。 チェックするのは気持ちがよく、進んでいることが分かります。
  6. ゴールに気づく。 「見て、全部チェックがついたよ。ぜんぶ一人でできたね」。

ステップごとのたしかめ方として、「見ている人に、終わったときが分かるか」を考えてみましょう。「車を青い箱にしまう」はOK、「きれいにする」はNGです。

ためしてみたい3つの例

大きな仕事 小さなステップ
部屋の片づけ 1. 本をたなへ。2. 服をかごへ。3. おもちゃを箱へ。4. ベッドを整える。
誕生日カードづくり 1. 紙をおる。2. 表に絵をかく。3. 中にメッセージを書く(または言って書いてもらう)。4. ふうとうに入れる。
学校のかばんの用意 1. 明日の時間割を見る。2. 教科書とノートを入れる。3. ふでばこと水とうを入れる。4. かばんをしめてドアのそばに置く。

これはあくまで出発点です。子どものリストは、ちがうステップやちがう順番でもかまいません。うまくいけばそれで十分です。

小さな子には絵のリスト

まだ字が読めない子も、リストを使うことができます。

  • ステップごとにかんたんな絵をかく: 本、シャツ、箱。
  • 子どもが各ステップをしているところを写真にとり、1本の帯のように印刷する。
  • クリップや小さなポケットを使い、ひとつ終わるごとに次のステップへ動かす。
  • 仕事をする場所にリストをはる: 子ども部屋のドア、洗面台の横、コートかけのそば。

4〜5歳の子の多くは、絵のステップが2〜3つあれば十分です。大きくなるにつれて、リストは長く、くわしくしていけます。

計画は少しずつ子どもにまかせる

目標は、いつか子どもが自分で仕事を分けられるようになることです。

  • 最初はいっしょにリストを作る。 大人がリードします。
  • 次に、大人が書きながら、子どもにステップを考えてもらう: 「何が最初?それから?」
  • そのうち、子どもひとりでリストを作って、見せてもらいます。
  • つまったら、答えを言うかわりに質問する: 「どうしたら、この仕事が少し小さくなるかな?」
  • うまくいったことを話す: 「リストがあると楽だった?次は何を変えたい?」

Dologiのセッションも、小さく区切られています。毎日、その子に合ったレベルのパズルを短く1回あそんだら、ひと休みします。短くて分かりやすく、終わりが見える仕事は、始めやすく、終わらせやすいものです。

まとめ

  • 大きな仕事が大変に感じるのは、最初の一歩がはっきりせず、おぼえることが多すぎるからです。
  • ゴールを言い、「いちばん最初にすることは?」と聞き、見て分かるステップを3〜5つ書き出しましょう。
  • リストを見えるところに置き、小さな子には絵を使い、終わったステップにチェックをつけましょう。
  • 少しずつ、子どもにステップを考えさせ、やがて自分で書かせましょう。

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