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逆から考えよう:ゴールから道をさがす考え方

出口に旗がある小さなめいろと、出口から入口へもどる点線の道(先が矢印になっている)、そして旗を指さす子ども。

めいろを出口から解いたことはありますか?多くの大人は、意識せずにそうしています。終わりからのほうが行き止まりが少ないことが多いからです。このコツには名前があります。逆から考えるです。たどりつきたい場所から始めて、一歩ずつ「その直前に、何が起きていなければならない?」と考えます。

これはとても強い考え方の作戦で、子どもはめいろや毎日の習慣、小さな数のなぞなぞを通して身につけられます。この記事では、考え方をやさしく説明し、家での練習方法を紹介します。

逆から考えるとは

ふだん、私たちは問題を前から解きます。最初から始めて、進んでいきます。逆から考えるのは、その向きをひっくり返すことです。

  1. ゴールから始める。 「8時に学校に着きたい」「出口に行きたい」。
  2. その直前に何があるかを聞く。 「着く直前には、何が起きていないといけない?」
  3. 一歩ずつもどっていく。 今いる場所にたどりつくまで続けます。
  4. それから前に向かって進む。 見つけた道で本当にうまくいくか、たしかめます。

この作戦がいちばん役立つのは、ゴールははっきりしているのに、スタートからの道がたくさんあるときです。

めいろでためそう

ちがいを感じるには、めいろがいちばんかんたんです。

  1. 先に出口を見つけて、指か小さなおもちゃを置きます。
  2. 入口に向かって、道を逆にたどります。 出口から出ているただひとつの道をさがし、次の曲がり角、その次…と進みます。
  3. 進みながら、道にうすくしるしをつけます。 えんぴつでも、小さなものをならべてもかまいません。
  4. くらべてみる: 別のめいろを前から、そのあと逆から解いてみます。「どっちがかんたんだった?どうしてだと思う?」

前からのほうがかんたんなめいろもあれば、逆からのほうがかんたんなめいろもあります。それを見つけるのも楽しさのひとつで、問題への入り方はひとつではないことを子どもに教えてくれます。

Dologiの「くうかん」には、めいろのパズルがあります。子どもが始める前に、いっしょに出口を見て「ここから始めるとしたら、どの道を行く?」と聞いてみましょう。

時間から逆に計画する

逆から考えるのは、多くの大人が朝のしたくを計画するときの方法です。たいていは声に出しませんが、子どもといっしょに声に出してみると、考え方が目に見えるようになります。

ステップ(逆から) 時刻
学校に着く 8:00
家を出る 7:45
くつをはいて上着を着る 7:40
歯をみがく 7:35
朝ごはんを食べおわる 7:30
起きて着がえる 7:10

小さな子には、数字のかわりに時計の絵をそえた絵の列にしてもいいでしょう。計画づくりを手伝った子は、その計画を守りやすくなります。同じやり方は、パーティーのしたくや電車の時間、ねる前の絵本の時間にも使えます。

逆から考える数のなぞなぞ

かんたんな数のなぞなぞは、この作戦を分かりやすく見せてくれます。ボタンやぶどうなどを使って、何が起きているか見えるようにしましょう。

  • 「りんごを何こか持っていたよ。2こもらって、今は5こ。最初は何こだった?」 5から始めて、2こをもどします。
  • 「ある数を思いうかべたよ。3をたしたら7になった。何の数?」 「3をたす」を、3をひいて元にもどします。
  • 「カエルが4マス前にジャンプして、6のマスに着いたよ。どこから始めた?」 数直線をかくか、床の上で歩いてたしかめます。

ポイントは元にもどすことです。たしたなら、ひく。前に進んだなら、後ろにもどる。6〜8歳ごろの多くの子は、ものを使って1〜2問を解いてみせると、このなぞなぞを楽しむようになります。年齢はあくまで目安なので、お子さんのペースに合わせましょう。

前から?逆から?

逆から考えるのが、いつもいちばんいいわけではありません。いつ使うかを知ることも、この力の一部です。

  • 逆からがいいとき: ゴールがはっきりしていて、スタートに選択肢が多いとき。めいろ、時間の計画、「最初の数はいくつ?」。
  • 前からがいいとき: スタートははっきりしているけれど、ゴールがまだ分からないとき。レシピどおりに作る、説明書を見て組み立てる、探検する。
  • 両方ためす: つまったとき。向きを変えるのは、行きづまりからぬけ出す定番の方法です。

パズルのあとで、子どもに聞いてみましょう。「最初から始めた?終わりから?反対からだったら、かんたんだったかな?」

まとめ

  • 逆から考えるとは、ゴールから始めて「その直前に何がある?」とスタートまでもどっていくことです。
  • めいろはためすのにぴったりです。出口から始めて、道を逆にたどりましょう。
  • 朝のしたくやおでかけは、着かなければならない時刻から逆に計画しましょう。
  • ものを使った「元にもどす」数のなぞなぞを楽しみ、前からと逆からのどちらが合うかを話し合いましょう。

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