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まちがいさがし:子どもの観察力を育てるあそび

色と点の数がちがう2ひきのチョウと、そのあいだのびっくりした顔。

同じに見えて、じつは少しだけちがう2まいの絵。かくれたちがいを見つけた瞬間を、子どもたちは大好きです。このシンプルなあそびの裏には、いろいろな場面で役立つ力がかくれています。細かいところに気づく、ていねいにくらべる、早くあきらめない力です。何よりうれしいのは、家でほとんど何も使わずに自分たちで作れることです。

観察力が大切な理由

ていねいに観察する力は、子どもが次のことをする助けになります。

  • 文字や数字を覚える。 小さな細部(1本の線、1つのカーブ、向き)がすべてを変えます。
  • 指示に従う、お手本をまねる。 たとえば絵や工作のときに。
  • 自然や科学を探検する: 葉っぱはどうちがうか、植物は1週間でどう変わるか。
  • まわりのことに気づく。 友だちの新しい髪型から、道の水たまりまで。

まちがいさがしで育つ力

  • ちらっと見るのではなく、じっくり見る。
  • 部分ごとに、一歩ずつくらべる。
  • もう1まいを見ながら、1まいの絵を頭に置いておく。
  • ねばり強さ。 最後の1つがいちばんむずかしいことが多いからです。

教えたいさがし方

はじめは、あちこちばらばらに見る子が多いものです。やり方を見せると、あそびがもっと楽しくなります。

  1. 順番に見る。 本を読むように、左から右へ、上から下へ。
  2. 絵を分ける。「まず上半分だけ見てみよう」。
  3. 1回に1つの特徴。 色、形、数、位置の順にちがいをさがします。
  4. 数えながらさがす。「3つ見つけたね。あと2つ」。
  5. 最後にたしかめる。 絵をもう一度ひととおり見ます。

手作りのまちがいさがし

  • 何が変わった? テーブルにおもちゃを5〜6こ置きます。お子さまが見たあと目をつぶっているあいだに、1つ変えます。2つを入れかえる、1つかくす、1つ向きを変える。「何が変わった?」
  • ふたごの絵。 家、木、太陽などかんたんな絵を2回かき、2まい目に小さなちがいをいくつか入れます。あとでお子さまに問題をかいてもらいましょう。
  • 部屋のビフォーアフター。 部屋のすみの写真をとり、ものをいくつか動かしてから、写真と本物の部屋をくらべます。
  • わたしのどこが変わった? お子さまが部屋を出ているあいだに、自分の何かを1つ変えます。くつした、ヘアピン、めがね。
  • 自然のペア。 葉っぱ2まい、石2こ、花2輪を集めて、ちがいをぜんぶさがします。

少しずつむずかしく

年齢はおおよその目安で、ペースは一人ひとりちがいます。

レベル 変えるもの だいたい
はじめて 大きなちがい1〜2こ、おもに色 4〜5歳
なれてきた ちがい3〜4こ:色、大きさ、なくなったもの 5〜6歳
ちょっとむずかしい ちがい5こ、数や位置もふくむ 6〜8歳
名人 小さなちがい7こ以上、鏡にうつした形、にている形 8〜10歳

楽しく続けるコツ

  • はじめは時間をはからない。 速さはあとから。まずはよく見ることです。
  • 場所でヒントを出す:「右上のすみにもう1つあるよ」。
  • 交代でやる。 お子さまにいくつか見つけてもらい、ときどきわざとまちがえてみましょう。
  • 結果だけでなく、やり方をほめる:「すみずみまで見たね。だからぜんぶ見つけられたんだね」。

Dologiの「しゅうちゅう」のテーマには、2つの場面をくらべて変わったところをタップする「まちがいさがし」のパズルがあり、成長に合わせて見つけるちがいの数がふえていきます。

まとめ

  • まちがいさがしは、じっくり見る、くらべる、ねばり強さを育てます。
  • やり方を教えましょう。順番に見る、絵を分ける、1つの特徴ずつたしかめる、数える。
  • おもちゃ、絵、写真、自然のもので、自分たちだけのまちがいさがしを作りましょう。
  • 大きなちがい少しから始めて、成長に合わせて小さなちがいをふやしましょう。

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