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トランプで算数あそび:数くらべ、ペアさがし、暗算を楽しく

7つのおはじきが入った10のマス、サイコロ、ドミノのこま。

トランプは、多くの家の引き出しのどこかにあるものです。子どもにとっては、すぐに使える算数の教材です。カードには数が数字とマークの数の両方で書かれていて、同じ数のカードが4枚ずつあります。家族で決めたかんたんなルールをいくつか加えるだけで、同じトランプで仲間分け、組み合わせ、くらべっこ、たし算が練習できます。この記事では、トランプの準備のしかたと、段階ごとのあそびを紹介します。

トランプが算数に向いている理由

  • 数字と数がいっしょに見える。 7のカードには数字の7と、マークが7つあります。マークを数えて確かめられるので、書かれた数字と実際の数が結びつきます。
  • 分け方がたくさんある。 赤か黒か、4種類のマーク、1から10までの数。1組のトランプにたくさんのグループがかくれています。
  • 手軽で持ち運べる。 1回5分ほどで、テーブルか床のすみがあれば遊べます。
  • 家族みんなで遊べる。 トランプは運と考える力の両方を使うので、小さな子が大人に勝つこともあります。

トランプの準備

  • 少ない枚数から始める。 小さな子とは、エース(1)から10までのカードだけを使います。4歳なら1から5だけでもかまいません。
  • 絵札はよけておく。 あとでJ、Q、Kを11、12、13として使ってもいいし、ずっと使わなくてもかまいません。
  • カードは表にしてテーブルに置く。 手にカードを広げて持つのは、小さな手には難しいものです。テーブルに表向きで置くと、お子さんの考え方も見えます。
  • 短い勝負で。 長い1回より、短い勝負を何回かのほうがうまくいきます。

仲間分けと組み合わせ(4〜5歳ごろ)

  • トランプを分ける。 まず赤と黒に、次に4種類のマークに、それから数ごとに分けます。「どうやって分けたの?ほかの分け方もある?」と聞いてみましょう。
  • 数のならび。 1つのマークのカードを1から10まで順番にならべます。お子さんが目をつぶっているあいだに1枚を裏返します。かくれているのはどの数?
  • ペアさがし。 5〜6組のペア(3が2枚、7が2枚など)を選び、よくまぜて裏向きにならべます。順番に2枚ずつめくり、同じ数ならそのペアをもらえます。
  • 数えて確かめる。 お子さんがカードの数を言うたびに、まん中のマークを数えて確かめられます。

数くらべ(5〜7歳ごろ)

  • 大きいほうが勝ち。 カードを2人に分けます。それぞれいちばん上のカードをめくり、大きい数を出した人が2枚とももらいます。同じ数なら、もう1枚ずつめくります。
  • 小さい順にならべる。 5枚配って順番にならべます。次は7枚で、または大きい順に。
  • 上か下か? カードを1枚めくります。次のカードをめくる前に、大きいか小さいかを予想します。何回続けて当たるか数えてみましょう。

暗算(6〜10歳ごろ)

  • 10をつくろう。 12枚のカードを表向きにならべます。たして10になる2枚、たとえば3と7、エースと9を取ります。あいたところに山からカードを補います。たして10になる組み合わせは、たし算とひき算のしっかりした土台になります。
  • 合計が大きいほうが勝ち。 「大きいほうが勝ち」と同じですが、2枚ずつめくってたします。合計が大きい人が4枚ともらいます。
  • 差はいくつ? それぞれ1枚めくり、2つの数の差を言います。9と4なら差は5。
  • カードでかけ算。 大きな子は2枚めくってかけ算をします。最初は5までのカードで、なれたら全部を使います。
  • ねらいの数。 4枚めくり、+、−、×を使って目標の数、たとえば20をつくります。どのカードも1回ずつ使います。

ひと目でわかる一覧

段階(目安) あそび 育つ力
4〜5歳 トランプを分ける 色、マーク、数で分ける
4〜5歳 ペアさがし 組み合わせ、場所をおぼえる
5〜7歳 大きいほうが勝ち 数をくらべる
5〜7歳 小さい順にならべる 数を順番にならべる
6〜8歳 10をつくろう あわせて10になる数の組み合わせ
8〜10歳 ねらいの数 計算を組み合わせ、作戦を立てる

年齢はあくまで目安です。表よりも、お子さんのペースに合わせましょう。

Dologiの「きおく」にある「きおく カード」は、上のペアさがしと同じように遊ぶパズルです。2枚ずつカードをめくって、同じものをさがします。テーブルの上の本物のトランプで、同じあそびを家族で楽しむのもおすすめです。

まとめ

  • トランプは数字と数を結びつけ、分けたりくらべたりする方法がたくさんあります。
  • エースから10までのカードを、表向きにテーブルに置き、短い勝負で始めましょう。
  • 仲間分けとペアさがしから、数くらべ、10をつくるたし算などの暗算へと進みましょう。
  • ルールは家族で決めて、お子さんの成長に合わせて変えていきましょう。

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