すべての記事

4〜10歳の子ども向け論理パズル:答えとヒントの出し方つき

小さなロボット、かぎ、プレゼントの箱。

よい論理パズルは、小さななぞときのようです。手がかりがいくつかあって、よく考えれば答えは1つしかありえない。下のパズルは短く、道具もいらないので、車の中や食卓、寝る前に読み上げて楽しめます。年齢別に分けていますが、お子さまに合わせて自由に上げ下げしてください。

パズルの使い方

  • 2回、ゆっくり読みましょう。 手がかりを1つ聞きのがしてまちがえることがよくあります。
  • 待ちましょう。 手助けする前に時間をあげて。しずかな時間は考える時間です。
  • 答えより先にヒントを。 すぐに答えを言わず、下の「ヒントのはしご」を使いましょう。
  • 正解でも 「どうしてわかったの?」 と聞きましょう。説明こそが本当の練習です。
  • 答えは最後にまとめています。 先に見てしまわずにパズルを読めます。

4〜6歳

  1. ボールはどこ? 赤い箱、青い箱、黄色い箱があります。ボールは赤い箱に入っていません。ボールは青い箱にも入っていません。ボールはどこ?
  2. いちばん小さいのはだれ? ウサギはネコより大きい。ネコはネズミより大きい。いちばん小さいのはだれ?
  3. つぎはなに? まる、しかく、まる、しかく、まる、……?
  4. なかまはずれはどれ? りんご、バナナ、にんじん、なし。ちがうのはどれ? どうして?
  5. 足は何本? 鳥が1羽とネコが1ぴき、庭にいます。足はぜんぶで何本?

6〜8歳

  1. くつしたの引き出し。 引き出しに赤いくつしたと青いくつしたがまざって入っています。暗くて色が見えません。同じ色のくつしたを2まいかならず取るには、何まい取り出せばいい?
  2. いちばん年上はだれ? わたしは弟より年上で、姉より年下です。3人の中でいちばん年上はだれ?
  3. あめを分けよう。 子ども3人で7このあめを、みんな同じ数になるように分けます。1人何こずつで、いくつあまる?
  4. 一列にならぶ。 ネコ、イヌ、ウサギが一列にならんでいます。ネコは先頭ではありません。ウサギはいちばん後ろです。先頭はだれ?
  5. はしごのカエル。 カエルが5段のはしごをのぼろうとしています。1回ごとに2段とび上がり、そのあと1段すべり落ちます。てっぺんについたら止まって、もうすべりません。何回でのぼれる?

8〜10歳

  1. ケーキを食べたのはだれ? 3人の友だちのうち1人がケーキを食べました。アナは「わたしは食べてない」と言います。ボーは「チーが食べた」と言います。チーは「ボーは本当のことを言っていない」と言います。本当のことを言っているのは1人だけです。ケーキを食べたのはだれ?
  2. 天びん。 メロン1こは、りんご3こと同じ重さです。りんご1こは、プラム2こと同じ重さです。メロンと同じ重さにするには、プラムが何こいる?
  3. まん中がいちばん大きい。 1、2、3の数字を3つのマスに一列にならべ、まん中の数が両どなりより大きくなるようにします。ならべ方は何通り?
  4. 電車。 電車が9時40分に出発し、35分かかります。何時につく?
  5. 大きくなる数の列。 3、5、8、12、17、……つぎの数は?

ヒントのはしご

お子さまが行きづまったら、1段ずつ上り、また考えが進み始めたらすぐに止まりましょう。

  1. もう一度読む。「もう1回パズルを聞いてみよう」。
  2. わかっていることは?「パズルがはっきり言っていることを1つ教えて」。
  3. かいてみる、やってみる。 紙に箱を3つ、おもちゃを3つ一列に、5段のはしごの絵。
  4. 消していく。「ボールは赤い箱に入っている? 入っていないね。じゃあ消そう」。
  5. 1つずつためす。「ボーだったとしたら? 1つずつたしかめてみよう」。

それでもむずかしければ、今はまだ早いのかもしれません。とっておいて、数週間後にまたやってみましょう。学ぶうえでよくあることです。

答え

  1. 黄色い箱。 赤でも青でもないので、のこるのは黄色です。
  2. ネズミ。 ウサギはネコより大きく、ネコはネズミより大きいからです。
  3. しかく。 まる、しかくがくり返しています。
  4. にんじん。 にんじんは野菜で、ほかはくだものだからです。お子さまが説明できれば、ほかの答えでもかまいません。たとえば「バナナ、丸くないから」。
  5. 6本。 鳥は2本、ネコは4本です。
  6. 3まい。 3まい取れば、色は2種類しかないので、少なくとも2まいは同じ色です。
  7. 姉。 姉はわたしより年上で、わたしは弟より年上だからです。
  8. 1人2こずつ、1こあまる。 3 × 2 = 6、7 − 6 = 1。
  9. イヌ。 ウサギはいちばん後ろ、ネコは先頭ではないので、先頭はイヌです。
  10. 4回。 最初の3回は1回ごとに1段ずつ高くなります(1段、2段、3段)。4回目に3段から5段へとび上がって止まります。
  11. アナ。 アナが食べたなら、本当のことを言っているのはチーだけです。ボーかチーが食べたなら、2人が本当のことを言うことになります。
  12. 6こ。 メロンはりんご3こ、りんご1こはプラム2こなので、3 × 2 = 6。
  13. 2通り: 1、3、2 と 2、3、1。3がまん中に来なければなりません。
  14. 10時15分。 9時40分から20分で10時、さらに15分で10時15分です。
  15. 23。 ふえ方が1ずつ大きくなっています。+2、+3、+4、+5、だからつぎは+6です。

こうしたパズルが好きなお子さまには、Dologiの「ろんり」のテーマで、遊ぶたびに新しいパズルが、お子さまに合わせて変わるむずかしさで作られます。

まとめ

  • 短い論理パズルで、ていねいに読む力、筋道を立てて考える力、説明する力が育ちます。
  • 年齢に合わせて選び、自由に上げ下げしましょう。
  • ヒントははしごで:もう一度読む、わかっていることを言う、かく、消す、1つずつためす。
  • 正解のときも、いつも「どうしてわかったの?」と聞きましょう。

あわせて読みたい:論理的思考とは? 4歳から育てるとよい理由