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すぐに当てずっぽうで答える子に:立ち止まって確かめる習慣の育て方

てんびん、えんぴつ、明かりのついたランプ。

問題を読み終わらないうちに、子どもがもう答えを指さしている。違えば隣を指し、またその隣を指し、当たるまで続ける。こうした当てずっぽうはとてもよくあることで、小さな子ほどよく見られます。うれしいことに、立ち止まって考えるのは習慣であり、習慣は練習できます。この記事では、子どもが当てずっぽうで答える理由と、ゆっくり考えて自分の答えを確かめる力の育て方を紹介します。

子どもが当てずっぽうで答える理由

当てずっぽうは、なまけているからとは限りません。たいてい理由があります。

  • 速いほうがいいと思っている。 大人は早い答えを求めている、と考える子は多いものです。
  • 早く終わらせたい。 難しそう、長そうと感じると、当てずっぽうがいちばん早い逃げ道になります。
  • 何を聞かれているのかわかっていない。 「わからない」と言うより、どれかを指さすほうが気が楽です。
  • やり直しが簡単。 画面の上では、もう一度タップするのはとても簡単です。
  • 確かめ方をまだ知らない。 自分の答えを見直す力は自然には身につきません。見せてもらい、練習して身につくものです。

理由がわかると、手助けの仕方を選びやすくなります。迷っている子には問題を理解する手助けを、急いでいる子にはゆっくりする理由を用意しましょう。

ステップ1:まず問題を理解する

答える前に、何を探しているのかをお子さんがわかっているか確かめます。

  • 自分の言葉で言ってもらう。 「じゃあ、何を見つければいいんだっけ?」
  • ひとつずつ指さす。 絵のパズルなら「この列には何がある?こっちは?」
  • 答えを少しのあいだ隠す。 タップするものがなければ、当てずっぽうはできません。考えが浮かんでから選択肢を見せましょう。

たった10秒で、当てずっぽうの答えがぐっと減ります。

ステップ2:やり方を声に出す

声に出して考えると、頭のスピードがいい意味でゆっくりになります。まずは保護者がお手本を見せましょう。

「次に来る形を探すよ。まる、しかく、まる、しかく……だから、まるの次はしかく。最後のをもう一度見ると、まる。だから答えはしかくだね。」

それから「どうやって解くか教えて」とお子さんを誘います。やり方は完ぺきでなくてかまいません。声に出すだけで、答える前のひと呼吸になります。

ステップ3:選ぶ前に確かめる

さっと確かめるだけで、多くのまちがいに気づけます。問題の種類ごとに確かめ方があります。

問題の種類 さっとできる確かめ方
数える 別の順番で数え直す、またはひとつずつ一度だけさわる
たす・分ける 逆からたどる:答えは問題に合っている?
次に来るもの 答えを入れて、列全体を声に出して読む
まちがいさがし 2つの絵を、部分ごとにもう一度見くらべる
迷路・道順 線をかく前に、指で道をたどる

ほとんどいつでも使える質問がひとつあります。「それって、おかしくない?」 7個のあめを2人で分けて「1人10個」という答えなら、どこかがおかしいはずです。

「どのくらい自信がある?ちょっと、まあまあ、すごく?」と聞くのもおすすめです。自分が迷っていることに気づける子は、もう一度見るべきときもわかるようになります。

まちがいは手がかり、叱られることではない

まちがえるたびに、しかめっ面やため息、減点が返ってくると、子どもは考えを隠し、もっと速く当てずっぽうで答えるようになります。次のような習慣が役に立ちます。

  • 答えだけでなく、確かめたことをほめる。 「もう一度見て、自分で見つけたね。よく考える人はまさにそうするんだよ。」
  • まちがった答えを手がかりとして扱う。 「それはちがったね。じゃあ、そこから何がわかる?」
  • せかさない。 時間が少ないときは、たくさんを急いで解くより、問題の数を減らしましょう。
  • 理由のある予想は大切にする。 見積もり(「びんの中に豆はいくつくらいあると思う?」)は立派な力です。ちがいは、よい予想には理由があり、あとで確かめることです。

立ち止まる練習になる遊び

  • 「ほんと?うそ?」 「ねこの足は5本。」「3は2より多い。」のような短い文を言い、お子さんは考えてから「ほんと」か「うそ」で答えます。
  • わたしのまちがいを見つけて。 スプーンを数える、絵のとおりに積み木の塔を作るなどの小さな作業を保護者がやり、わざと1か所まちがえます。お子さんがチェック係です。
  • 5まで待ってから答える。 質問をしたら、いっしょに5まで数えるまでだれも答えない約束をします。少し待つだけで、考える時間ができます。
  • 予想して、確かめる。 「ドアまで何歩かな?」お子さんが予想したら、いっしょに数えてみます。近かったかな?

Dologiでは、まちがった答えに赤い×がつくことはありません。もう一度よく見て、やり直してみるよう、やさしくうながすだけです。急いでタップするのではなく、立ち止まって考える余地が生まれます。

まとめ

  • 子どもが当てずっぽうで答えるのには理由があります。急いでいる、問題がわかっていない、確かめ方をまだ知らない、などです。
  • 答えを選ぶ前に、問題を理解しているか確かめましょう。
  • 声に出して考えることと、「それって、おかしくない?」のひとことで、多くのまちがいに気づけます。
  • 確かめたことをほめ、まちがいを手がかりとして扱えば、じっくり考えることが安心してできるようになります。

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